各音源の位相をずらした解析機能のご紹介

Femtetブログを開設して、初めてコメントをいただきました。

ありがとうございますm(_ _)m

ちょっとご紹介いたしますと、

” 音源を複数用意したときに球面上を音が伝わり、それぞれの音波が干渉して音が伝わっていくと思いますが、各音源の位相をずらした解析は可能なのでしょうか。”

とのことです。

せっかくコメントをいただいたので、今回は

『位相をずらした解析機能』についてご紹介いたします。

やりかたとしては、2つの方法があります。

① 境界条件で『位相』を指定する場合。

境界条件の位相(赤枠部)で指定できますので、ずらしたい量を設定します。

② ポスト処理で、『フィールドの重ね合わせの設定』を利用し、振幅/位相を指定する場合

結果画面で、「描画設定」-「フィールドの重ね合わせ設定」をクリックし、

振幅/位相を指定します。

これらの機能を使用することで、以下のように、位相をずらしたときの結果をみることができるようになります。

ちなみに、フィールドの重ね合わせ機能は、音波解析だけでなく、ほかのソルバのポスト処理にも対応しております(電磁波解析だとアレイアンテナの解析に使用されることがあります。)。

 

今回の機能についての詳細は、以下の例題をご参照ください。

ホーム / 例題集 / 音波解析[Mach] / 例題3 干渉縞の計算(2次元)

 

このようにより具体的な機能紹介が可能ですので

コメントお待ちしております。

使うと便利なマクロ機能

皆さん、突然ですがFemtetのマクロ機能を使ったことはありますか?
マクロ機能なんて知らないよという方や、知ってはいるけど何となく難しそうで使ったことが無いという方が多いのではないでしょうか。
今回はそのようなFemtetのマクロ機能を知らない方や、難しそうで敬遠されている方向けにFemtetのマクロ機能を紹介したいと思います。

Femtetで解析をしている時に複雑なモデルを作成するのに手間がかかったり、解析結果画面で多数の座標での結果を取り出してまとめる作業に苦労したといった経験がありますよね。
Femtetのマクロ機能を使うと、これらの手間のかかる操作を自動化して大幅に時間を省くことが出来るようになります。Femtetの画面上でできる操作はほとんどマクロ機能で実行することが出来るので、下図の例のようにExcelシートでモデルのパラメータを入力し複雑な形状のモデルを自動作成させたり、複数の座標での結果を自動で抽出してまとめるといった事が簡単にできます。
弊社のウェブサイトでは上記の例のようなマクロをサンプルとして複数公開しています(サンプルマクロのページはこちら)。マクロを動かすための簡単な準備をしていただければすぐに使用できるのでぜひ使ってみてください。

【例1】Excelでパラメータを入力しトロイダルコイルを作成する

【例2】計算結果ファイルから複数の座標の解析結果を取得する

ただ、マクロを作成するにはプログラミングの知識が必要になる為、敷居が高く感じてしまう方もいるかと思います。でもご安心ください。
Femtetには作業中のプロジェクトからマクロのコードを自動作成してくれる機能があります。自動作成されたマクロのコードをベースに、一部のパラメータを書き換えてモデルの形を変えてみるといった事が簡単にできるので、マクロのコードの書き方を学習していただく事が可能です。

【マクロファイルに出力メニュー】

また、Femtetのマクロ機能の使い方を学ぶことが出来るセミナーを年に2回開催しています。次回は11月の開催を予定していて、弊社のウェブサイトのセミナーお申込みページから申し込みが可能です。(マクロセミナーは有料セミナーになります。)
これからFemtetのマクロ機能を活用してみたい、プログラミングに不安があるので基本を学びたいという方はぜひ参加をご検討ください。

 

ムラタソフトウェアブログを開設しました!

本日、ムラタソフトウェアのブログを開設しました。

こちらのブログではFemtetの便利な使い方や最新機能のご紹介、展示会への出展情報などFemtetに関するお役立ち情報はもちろんのこと、ムラタソフトウェアの業務の中で感じた事などを気ままに綴っていきたいと思います。

記念すべき第1回目は、今年の6月にリリースした最新版Femtetで追加された流体解析機能についてお伝えします。

Femtetの販売開始以来、多くのユーザー様からご要望いただきました流体解析機能ですが、数年の開発期間を経てようやくリリースすることができました。
Femtetの流体解析機能では、水や空気などの流体の経路をモデリングし、経路中に障害物を配置した場合の流速や圧力等を求めることが可能です。
下図のモデルは自動車に風をあてたときの空気の流れを解析したモデルで、タイヤ前輪から後方にかけて流速が大きくなっている事や、車体後方に空気の渦が発生している事がわかります。

【自動車に風をあてたときの空気の流れを解析したモデル】

【流速ベクトルの分布図】

また、流体解析機能の公開に合わせて追加された熱流体オプションを導入いただく事で、熱流体解析も行えるようになります。
下図のモデルは中央に発熱体が配置された基板を強制空冷した解析のモデルで、強制空冷した時の基板の温度分布が確認できます。

【発熱体が載っている基板を強制空冷した解析のモデル】

【基板の温度分布図】

流体解析の機能を使ってみたいという方は、こちらのブログの右側に表示されているバナーから試用版をお申込みください。熱流体解析も行いたい方は、評価したいパッケージで熱流体オプションにチェックを入れるのをお忘れなく。

記事に対しての感想や、ブログで取り上げてほしいテーマ等ありましたら、お気軽にコメントください。

ムラタソフトウェアのブログをよろしくお願いします。