伝送の高速化が進む中で、基板設計や高周波回路設計者にとって
課題となるのが「ノイズ」です。
ノイズに対する1つのアプローチとして、「差動伝送」技術があります。
Femtetの電磁波解析では差動線路解析に対応しております。
今回は差動線路の設定についてご紹介させていただきます。
解析条件の設定で、オプション設定-「・・・」をクリックし、
伝搬モード変換機能を使うにチェックを入れます。
ポートの設定画面で、差動ペアを組む設定をおこないます。
ここで、差動インピーダンスを設定します。
解析を実行し、結果表示画面で、フィールド表示-電流密度でモードごとに
電流の流れ方を確認していただくことができます。
ミックストモードのSパラをバランス変換不要で得ることができます。
差動線路の解析については、こちらからご覧いただくことができます。
「こんな解析をするにはどうしたらいいの?」といったご意見お待ちしています。