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境界条件を利用したループコイルの定義方法

磁場3次元解析でループコイルに電流を流したい場合、「電流タブ」の[方向]で[ループコイル/磁場方向指定]を選択するのが

一般的な方法ですが、それではうまく解析できなかった場合(エラーになる、電流が意図したように流れないなど)に利用できるもうひとつの方法です。

定義に手間がかかりますが、解析できる可能性が高くなります。

 

静解析調和解析でのみ利用できます。

 

以下の手順でモデルを定義します。

  1. ループコイルの形状を作成する。
     

  2. ループコイルを2つに切断する。
     

  3. 断面2箇所に入出力ポート境界条件を設定する。
    2つの境界条件名は別名とする。
     

  4. 切断したループコイルの一方のボディにボディ属性を設定し、電流タブで
    電流、巻き数などを定義し、[境界条件指定]を選択する。
     

  5. もう一方のボディに別名のボディ属性を設定し、
    [接続されているコイルを結び、ループコイルを形成する]
    にチェックを入れる。
     

    • ボディが起電力の計算対象である場合、本チェックをONにする前に
      コイルの[巻数]を入力しておく必要があります
       

  6. 電流の方向
    電流、巻き数を定義してあるボディに対して、境界条件を名前順に並べた向き
    に電流が流れます。
    (例:P1とP2という境界条件名ならP1からP2の方向に流れる)
     

  7. ループコイルは誘導電流を[あり]にすることができません。
    電流を設定したループコイルに誘導電流を流したい場合は、ループコイルとしてではなく
    通常のコイルで弧を描いた形状としてモデルを作成して下さい。
    具体的な手順は以下のとおりです。

    1. ループ形状のボディを作成
    2. ループ形状の一部に隙間を設けるため、断面2か所で切断
    3. 隙間のボディを、周囲ボディ(空気)からブーリアンで引く(解析領域外になる)
    4. ループ形状の両端面に入出力ポートを設定