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数式での数値入力

各種パラメータ入力ダイアログなどに現れる数値入力欄には、数式を使用してもデータを入力することができます。

また、「1.0e-3」などの指数表記法も使用できます。(指数部は正または負の整数でなければエラーとなります。'e'は大文字小文字区別しません。)

 

 

 

使用できる演算子と関数を下記に示します。

※ 関数名および演算子名の大文字と小文字の区別はしません

 

演算子の優先順位はVB/VBAと同じで、下表においては上の方が優先で評価されます。

演算子

内容

^

べき乗

*

/

乗算

除算

+

-

加算

減算

=

<>

<

<=

>

>=

比較演算

 

  • <>は不一致判定です。

  • 成り立つ場合は -1 になります。

  • 成り立たない場合は 0 になります。

And

論理積

(正確には小数点を切り捨てた整数のビット積です)

Or

論理和

(正確には小数点を切り捨てた整数のビット和です)

 

関数名

内容

Sin

正弦。引数の単位はラジアンです。

Cos

余弦。引数の単位はラジアンです。

Tan

正接。引数の単位はラジアンです。

Atn

逆正接。戻り値の単位はラジアンです。

Log

e(ネイピア数)を底とする引数(真数)の対数を計算します。

Sqr

引数の平方根を計算します。

Abs

絶対値を計算します。

F_IF

条件により値を変化させる場合に使用します。

 

引数は3つあり、第1引数の結果が「0.0以外」の場合に第2引数の結果が返り、

「0.0」の場合に第3引数の結果が返ります。引数の区切りは半角カンマです。

  • 第1引数:比較演算や論理演算および数式が指定できます。

  • 第2引数:第1引数の結果が「0.0以外」の場合の値を記述します。

  • 第3引数:第1引数の結果が「0.0」の場合の値を記述します。

 

例: F_IF( val_a <= 2, val_a * 2, val_b * 1.5 )

        val_aが2以下の場合は val_a * 2 が返ります。

        val_aが2より大きい場合は val_b * 1.5 が返ります。

 

 

便利な公式

演算子

内容

π

pi = 4.0 * Atn(1.0)

セカント

Sec(X) = 1 / Cos(X)

コセカント

Cosec(X) = 1 / Sin(X)

コタンジェント

Cotan(X) = 1 / Tan(X)

アークサイン

Arcsin(X) = Atn(X / Sqr(-X * X + 1))

アークコサイン

Arccos(X) = Atn(-X / Sqr(-X * X + 1)) + 2 * Atn(1)

対数

LogN(X) = Log(X) / Log(N)

べき乗

Pow(X,Y) = X ^ Y