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電磁波解析オプション

このダイアログは、解析条件のHertzタブ、Hertz/Wattタブ、Hertz/Watt/Galileoタブで、Hertzオプション設定ボタンを押すと、表示されます。

 

 

 

入射に関わる設定

解析オプション

解説

導波路解析のみを実行する

 

このチェックボックスは、3次元調和解析の場合にのみ有効です。

Hertz3次元調和解析では、先ず入出力ポートでの伝搬モードを求めるために、

導波路解析を行い、次に3次元領域での電磁界解析を計算しています。

導波路解析のみを設定すると所望の伝搬モードが正しく得られているかを、

解析結果ウィンドウで確認できます。

 

全ての導波路モードを求める

 

このチェックボックスは,2次元導波路解析と3次元調和解析の場合にのみ有効です。

導波路計算が収束しない場合にこのチェックを入れると,うまく計算できるようになります。

しかし全ての導波路モードを計算しますので,要素が多い場合,計算時間が長くなります。

 

伝搬モード変換機能を使う

伝搬モード変換機能を使う。

特性インピーダンス補正係数

Hertz3次元調和解析で求めた特性インピーダンスに、ここで与えた係数をかけて補正します。

この機能は対称性を利用した解析で利用します。

入射波(平面波)

 

チェックを入れると、入射波タブで指定した平面波を入力できます。

 

伝搬しないモードを選択した場合にも計算を続ける

デフォルトはチェック無しです。チェック無しの場合、伝搬モードしないモードが選択されていると、エラーで終了します。チェックを入れると、伝搬しないモードが選択されていても、計算を続けます。

 

電極の設定

解析オプション

解説

面(辺)電極の厚み

を考慮する

 

面(辺)電極の厚みを考慮するか、しないか、を指定するチェックボックスです。ここで面(辺)

電極は、薄膜電極要素とも呼んでいます。
電極厚みが表皮厚みに比べて十分厚い場合、このチェックは結果に影響を与えません。

 

・3次元調和解析の場合

 チェックがない場合、面電極の厚みを無視した解析を行います。
 つまり面に境界条件を付けたのと同じ計算になります。
 チェックを入れると、面電極の厚みを考慮した解析を行います。
 しかしチェックを入れると、高速スイープが使えないというデメリットがあります。

 

・3次元共振解析の場合

 3次元調和解析の場合と同じです。ただし、厚みを考慮した計算を行うには、
 [共振解析]タブの”Q値を高精度で計算する”がチェックされている必要があります。

 

・2次元導波路解析で伝搬定数解析を選択している場合

 チェックが無い場合、辺電極の厚みを無視した解析を行います。
 チェックを入れると辺電極の厚みを考慮した解析を行います。

 

・その他の解析(2次元/軸対称共振解析、2次元導波路解析の周波数解析)では、
この設定は無視されます。

 

多層電極境界条件の層の順番を指定する

このボタンを押すと、多層電極境界条件の設定ダイアログが現れます。

 

 

出力に関わる設定

解析オプション

解説

出力するフィールドデータ

の指定

[周波数]コンボボックス

『解析の種類』⇒[調和解析]の時に設定することができます。

 

 全て出力: 

 全ての周波数でフィールドデータを出力します。ただし、[ポート]コンボボックスで”出力しない”が選ばれた場合、ポート入力の電磁界は出力されません。

 

 出力しない: 

 全ての周波数でフィールドデータを出力しません。

 

 参照周波数のみ: 

 調和解析タブで指定した、解析周波数のうち、参照周波数にもっとも近い周波数のフィールドを出力します。

 

 指定周波数のみ: 

 右に周波数を入力します。調和解析タブで指定した、解析周波数のうち、ここで指定した周波数にもっとも近い周波数のフィールドを出力します。

 

 3周波数指定: 

 右に周波数を3個入力します。調和解析タブで指定した、解析周波数のうち、ここで指定した周波数にもっとも近い周波数のフィールドを出力します。

 調和解析タブでの周波数指定によっては、3つ以下の周波数しか出力できない場合もあります。

 

[指定ポートからの入力フィールドのみ保存]

 ここにチェックを入れると、保存する電磁界フィールドを、入力するポートで制限することができます。

 電磁界フィールドを保存するポートは、入出力ポート の設定にある、”このポートから入力した時のフィールドをを保存する”のチェックで指定します。
 ただし、この機能が利用できるのは、逐次スイープのときのみです。

 

[ソルバ実行時に指向性を計算する]

 ここにチェックを入れ、右のリストから [指向性(簡易モード)]、「指向性(詳細モード)、「周辺電磁界」のいずれかを選択します。

 これらは、解析条件のタブに対応しますので、選択したタブが入力できるようになります。そうすることでソルバー実行時に指向性の計算が行わます。

 指定した指向性の、最大値、平均値、効率が結果テーブルに出力されます。

 また、グラフデータが結果フォルダに出力されます。 

 フィールドを出力した周波数のみ計算する事ができます。  指向性結果出力の詳細は以下の通りです。

1. 「指向性(簡易モード)」を選択

     指向性グラフ:出力しない。

     結果テーブル:放射利得[DBi](最大、平均 ),トータル効率

2.「指向性(詳細モード)」を選択

     指向性グラフ:結果フォルダ/解析モデル_HERTZ_RAD_PTN.plt

     結果テーブル:放射利得(最大、平均 ), 効率、ダイアログでの選択に依存する

3.「周辺電磁界」を選択

     指向性グラフ:結果フォルダ/解析モデル_HELTZ_SEH_FIELD.plt

     結果テーブル:周辺電磁界(最大、平均 ), 効率、ダイアログでの選択に依存する

注意1:調和解析タブで、「フィールド表示でポート毎に重み指定を可能にする」にチェックが入っている必要があります。

注意2:調和解析タブで、逐次スイープ、もしくは並列逐次スイープを選択してください。

 

SARを求める

『解析の種類』⇒[調和解析]の時に利用できます。

ここにチェックすると、材料定数の密度が入力可能になります。それによって、SARを計算する

事が可能になります。

タッチストーンファイルの

設定

『解析の種類』⇒[調和解析]の時に設定することができます。

このボタンを押すと、タッチストーンファイルの設定ダイアログが現れます。

開放境界に起因する電磁界の誤差を補正する

デフォルトはチェック無しです。チェックを入れると、開放境界に起因する電磁界の誤差を補正する機能を使い、電磁界の補正計算を行います。このチェックを入れて、さらに補正するボディを、解析領域タブで、選択する必要があります。

結果の見方、注意事項は、例題37電磁界補正開放境界に起因する電磁界の誤差を補正する機能、をご覧ください。

過渡解析に関わる設定

解析オプション

解説

ログやダイアログへの出力を行う

 

電磁波過渡解析では各時刻ステップにおける出力値(電圧、電流、TDR,残留フィールド比)を収束状況ダイアログへ出力しています。
またログに解析が終了した時刻を出力しています。チェックが入っていない場合はこれらの出力を停止します。この場合、ログやダイアログ

への出力に要する時間を節約できるため、若干ですが解析速度の向上を望めます。

 

結果の予測を行う

 

電磁波解析タブで「ポート毎に入力を行う」にチェックが入っている場合、残留フィールド比が閾値を上回っていれば残留フィールド比が
小さくなる時刻までの結果を予測します。「結果の予測を行う」のチェックが入っていない場合、予測は行わないので結果予測に要する

時間を節約できます。

 

リスタート用結果を出力する

 
チェックが入っている場合、リスタート用の結果データとして最終時刻のデータを出力します。過渡解析タブの設定でフィールドの出力に
チェックが入っていない場合においても、「リスタート用結果を出力する」にチェックが入っていればリスタート用の結果データは出力されます。
ここのチェックをはずした場合、リスタート用の結果を出力しないため結果データの容量を抑えることができます。