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2次元の厚みの取り扱い

2次元解析では厚み方向に形状が変化しないと仮定した計算を行っています。

ただし、厚みを考慮した解析を行っていますので、厚みを設定するようにして下さい。

厚みを設定しない(デフォルト値1)場合は、計算結果や設定値を

読み替える必要があります。それぞれの解析について具体的に例を示します。

 

解析の種類

説明

電場解析

 

容量値について

デフォルト値のまま計算した値をC0とすると、計算結果として出力される値は厚み1での

容量を表しています。実際のコンデンサの厚みがWの場合はC1 =C0*Wと読み替える

必要があります。

逆に厚みを設定して解析した場合は出力される容量はC1そのものになります。抵抗値を

計算する場合も容量値と同じ理屈になります。

 

応力解析

圧電解析

 

例1 境界条件として集中荷重を与える場合

集中荷重を与えた場合は厚みによって材料の剛性が異なるため、厚みが変わると

解析結果も異なります。(厚み方向に荷重が均等に分布していることと等価です。)

例えば集中荷重の値を一定して、厚みを増やすと変位量は減ります。

 

 

例2 厚みの違う複数の板を解析する場合

本来3次元解析を行うところですが、簡易3次元の解析として

利用できます。ただし、厚みが大きく変化する場合は

接続部の形状が考慮されないため3次元解析との差が大きくなってしまいます。

 

熱伝導解析

 

発熱量の設定

発熱量を使用する場合は厚みを設定して下さい。デフォルト値で計算する場合は

デフォルト値当たりの発熱量を設定してください。
 

磁場解析

 

インダクタンスについて

デフォルト値のまま計算した値をL0とすると、計算結果として出力される値は厚み1での

インダクタンスを表しています。実際のコイルの長さがWの場合はL1 =L0*Wと読み替える

必要があります。

逆に厚みを設定して解析した場合は出力される容量はL1そのものになります。エネルギー

や電磁力も同じ理屈になります。
 

電磁波解析

 

共振解析

設定した電磁界の入力エネルギーで規格化するため、厚みが厚くなると電磁界の値が

小さくなります。

 

流体解析

 
体積流量、壁面力の出力
体積流量[m3/s]は、流入流速[m/s] x 断面積[m2]で計算されます。
壁面力[N]は壁面に発生する応力[Pa] x 断面積[m2]で計算されます。
断面積は、辺の長さ[m] x 厚み[m]で計算されます。