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Q14. メッシュからモデルをつくりたい

A. メッシュからモデルを生成することができます。

メッシュデータからFemtet形式のモデルデータを生成することができます。

 

生成したモデルは、通常のモデルと同様に解析の設定をすることができます。

 


 


 

 

 

生成されるモデルデータ

 

メッシュデータから下記のモデルデータが生成されます。

 

  • ボディ

    ソリッドボディシートボディのみ対応しており、ワイヤボディ点ボディは無視されます。

 

  • 材料

    材料名と該当するボディの情報のみ生成され、物理的なデータは無視されます。

 

  • 境界条件

    境界条件名と該当するトポロジ情報のみ生成され、物理的なデータは無視されます。

 

 

 


モデル生成が可能なメッシュデータ形式

 

下記の形式のメッシュデータからモデルの生成が可能です。

 

  • Nastran形式(ファイル拡張子は.nas,.bdf,.dat)

 

  • Neutral形式(ファイル拡張子は.neu)

 

  • Femtetの解析結果ファイル(ファイル拡張子は.pdt)

  • Nastran, Neutral形式のメッシュデータからモデル生成する場合の使用データについては
    本ページ下方の補足説明をご覧ください。

  • Femtetの解析結果ファイルからモデル生成する場合の詳細について
    本ページ下方の補足説明をご覧ください。

メッシュファイルを準備し、以下の手順に従いモデル生成を行ってください。

 


手順

メッシュデータからFemtet形式のモデルデータを生成する手順について説明します。

 

  1. [メッシュからボディ生成]を起動します。

    [ツール]タブ
    [メッシュからボディ生成] をクリックします。

 

 

  1. [ファイルを開く]ダイアログが起動します。

    まず[ファイルの種類]を選択し、モデル生成を行うメッシュファイルの[ファイル名]を選択します。

    つづいて、メッシュファイルのデータに合わせて[解析空間][ファイルの単位]のオプション選択し、

    [開く]をクリックするとモデル生成の処理が始まります。

    • [ファイルの種類]に .pdt を選択した場合は[解析空間][ファイルの単位]は自動で設定されます。

 

 


  1. モデルの生成中はFemtetのウィンドウ左下方にプログレスが表示されます。

    • モデル生成を中断するには[ESC]ボタンを押してください。

 

 

 


  1. モデルの生成が終了すると、ファイル保存の確認ダイアログが表示されます。

    本ダイアログで保存を行った場合、Femtetプロジェクトのファイルサイズを小さくするために[履歴を削除して保存] を行います。

    [はい] を選択するとファイル保存ダイアログが起動します。

    • 本機能では対象のメッシュファイルのサイズが大きいほどプロジェクトファイルのサイズが大きくなります。

      [履歴を削除して保存]により不要なデータを削除してファイルサイズを抑えることができます。

    • [履歴を削除して保存][ファイル]メニューから起動することもできます。

 

 

 

 


  1. ファイル保存ダイアログで任意のファイル名を指定してプロジェクトファイルを保存します。

    • 初回の保存のみ時間がかかる場合があります。

      2回目以降の保存では、不要な履歴が削除されているため、スムーズに保存できます。

 

 

 


  1. [履歴を削除して保存]が完了するとタイトルバーが更新され、モデルの操作ができるようになります。

    • タイトルバーの -履歴制限 の表示は履歴を削除して省ファイルサイズで保存したことを表します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

処理時間の参考情報

 

メッシュ数の増加にともない、モデル生成にかかる処理時間が増大します。

メッシュ数と処理時間の参考情報を下表に示します。

 

 

  • 参考情報は64bit版Femtetを用いて下記の環境で測定した値です。
    CPU:Intel Xeon E2176G 3.70GHz メモリ:16GB

 

  • 参考情報の測定値はFemtetのバージョンや環境により誤差が生じます。

  • 2次元のメッシュデータより、3次元のメッシュデータの方が処理時間が長くなります。

例題タイトル

メッシュ図

参考情報

応力解析例題10

(IC実装工程の多段階熱荷重解析)

 

 

 

 

 

 

解析空間    2次元

 

メッシュ数         3030

 

処理時間         25秒

 

応力解析例題24

(穴開き工具の応力解析)

 

 

解析空間    3次元

 

メッシュ数         2681

 

処理時間         2分25秒

 

 

 

 

補足 Femtet解析結果ファイルからのモデル生成


Femtetの解析結果ファイル(ファイル拡張子は.pdt)からモデル生成を行う場合、

 

下記の解析条件に対応しています。

 

  • 解析空間  :  3次元 / 2次元 / 軸対称

 

  • モデル単位  :  m / mm / μm

変位メッシュからのモデル生成にも対応しています。

  • 変位メッシュのファイル拡張子は .(変位メッシュ).pdt で、応力解析などの変形後のメッシュデータとなります。
    プロジェクトファイルと同じ位置の「プロジェクト名.Results」フォルダ に出力されます。

  • 変位メッシュにピラミッド(四角錐)、三角柱、六面体の要素が含まれる場合はモデル生成できません。
    (通常のpdtファイルでは上記の要素が含まれる場合もモデル生成できます)

 

 

 

 

補足 Nastran, Neutral形式メッシュデータからのモデル生成


Nastran, Neutral形式のメッシュデータからモデル生成を行う場合、

 

下記の解析条件に対応しています。

 

  • 解析空間  :  3次元 / 2次元   (軸対称には対応していません)

 

  • モデル単位  :  m / mm / μm

 

 

モデル生成に使用されるデータについては下表を確認ください。

 

ファイル形式

使用データ

Nastran形式(.nas,.bdf,.dat)


 

Femtetでは、BulkDataセクションのみ使用します。

それ以外のセクションは無視されます。

 

 

Femtetで利用できる項目は以下の通りです。

 

・GRID        (節点)

・TEMP       (境界条件)    ※本来は、節点温度

・SPC         (境界条件)    ※本来は、節点拘束

 

** 3次元のみ使用可能 **

・CTETRA   (四面体4(または10)節点要素)

・CPYRAM  (四角錐5(または13)節点要素)

・CPENTA   (三角柱6(または15)節点要素)

・CHEXA     (六面体8(または20)節点要素)

・PSOLID    (ソリッド要素の形状特性)

 

** 2次元のみ使用可能 **

・CTRIA3    (三角形3節点要素)

・CTRIA6    (三角形6節点要素)

・CQUAD4   (四角形4節点要素)

・CQUAD8   (四角形8節点要素)

・PSHELL    (シェル要素の形状特性)

 

 

    • 上記エントリー以外は認識しません。
      また、TEMP、SPCの物理データは無視されます。

Neutral形式(.neu)

 

下記のData Blockのみ使用します。

 

・ID 402 Properties (Property IDのみ使用)

・ID 403 Nodes       (節点情報)

・ID 404 Elements   (要素情報)

 

 

** 3次元のみ使用可能 **

・Tetra4       (四面体4節点要素)

・Tetra10     (四面体10節点要素)

・Brick8        (六面体8節点要素)

・Brick20      (六面体20節点要素)

・Wedge6      (三角柱6節点要素)

・Wedge15    (三角柱15節点要素)

・Pyramid5    (四角錐5節点要素)

・Pyramid13  (四角錐13節点要素)

 

** 2次元のみ使用可能 **

・Tri3    (三角形3節点要素)

・Tri6    (三角形6節点要素)

・Quad4   (四角形4節点要素)

・Quad8   (四角形8節点要素)

 

 

    • 上記エントリー以外は認識しません。

 



・NastranはNASAの登録商標です。