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回転機タブ

磁場過渡解析における回転機の条件を設定するタブです。

[解析条件の設定]ダイアログに表示されます。ダイアログの表示方法は「解析条件の設定」を参照してください。

 


 

設定項目

解説

回転移動

 

速度一定

回転機の回転数が一定の場合にチェックします。

 

 回転数

 ロータの回転数[r/min]を設定します。0にすると回転をロックした解析になります。

 ここでいうロータとは、ボディ属性の「ステータ/ロータ/空気」を[ロータ]に設定したボディのことです。

 回転方向はモデル画面上のの向きです。

 逆方向にしたい場合は、負の値にして下さい。

 

  • 回転数は同期機の場合、次式で表されます。
    Ns=120*f/P
    Ns:回転数(同期速度)
    f:交流電源の周波数[Hz]
    P:極数

 

 ロータの初期回転位置

 初期時刻でのロータの初期回転位置[deg]を設定します。

 [周方向メッシュ分割角度]の設定値の倍数となっている必要があります。

 

運動方程式連成

回転機の回転移動を運動方程式で定義し、回転運動・磁場連成解析を行う場合にチェックします。

をクリックすると、[運動方程式連成の設定]ダイアログが開きます。

[運動方程式連成の設定]ダイアログの入力方法は「運動方程式連成の設定」を参照してください。

 

  • 速度一定の場合はlock-step法、運動方程式連成の場合はmoving-band法で解析します。
    lock-step法:スライド面上周方向を等分割して、周方向メッシュ分割角度の整数倍で移動する方法。
    moving-band法:lock-step法を拡張したもので、周方向メッシュ分割角度の非整数倍で移動可能な方法。なめらかな任意回転移動が可能。

中心軸の位置(軸上の任意の座標)

 

回転の中心軸の位置を定義します。中心軸上の任意の座標を入力してください。

なお、回転軸の方向は変更できません。

 

ギャップタイプ

 

回転機がラジアルギャップか、アキシャルギャップかを設定します。

アキシャルギャップは3次元解析でのみ設定可能です。

スライドメッシュ位置に影響する設定です。

 

スライドメッシュの分割数

 

スライドメッシュの分割数を設定します。

  • スライドメッシュとは
    回転機の解析において、ロータ部分を回転させる際、ロータ部分のメッシュのみを回転移動させて解析しますが、
    その回転移動時にスライドする部分のメッシュを整合させるために、ロータとステータのギャップ部に生成するメッシュです。
    2次元解析では四角形メッシュ、3次元解析では三角柱メッシュとなります。

 

 

周方向メッシュ分割角度

回転機の周方向のメッシュ分割角度[deg]を指定します。(上図A

回転移動が[速度一定]の場合、時間ステップ毎の回転角最小単位となります。

回転移動が[運動方程式連成]の場合はその限りではなく、回転角が本設定値の倍数とならない場合は、

スライドメッシュを平行四辺形的に変形して計算します。

 

1ステップあたりの回転量

回転移動が[速度一定]の場合に、「過渡解析タブ」で設定したステップ条件の1ステップ当たりの回転量を設定します。

単位は[メッシュ]で、1のときは1ステップで[周方向メッシュ分割角度]の設定角度だけ回転移動します。

nのときは、そのn倍移動します。

回転移動が[運動方程式連成]の場合は設定不要です。

 

スライドメッシュ層数

スライドメッシュの層数を指定します。(上図B

 

スライドメッシュの位置

 

スライドメッシュの位置(ロータとステータのギャップ位置)を設定します。

 

自動計算

スライドメッシュの位置を自動的に計算する場合はチェックします。

通常は自動計算ONに設定します。

自動計算でうまくいかない場合のみOFFにし、下記パラメータを手動設定して下さい。

  • 自動計算はギャップタイプとボディ属性の「ステータ/ロータ/空気」の設定を元に行っています。

 

ロータタイプ

インナーロータかアウターロータかを設定します。

 

ギャップ部の半径

ロータとステータのギャップ部の内径と外径を半径で指定します。

 

ギャップ部の回転軸方向座標(Z座標)

アキシャルギャップの場合に、ロータとステータのギャップ部の回転軸方向の上面、下面のZ座標を指定します。

Z座標の大きい方から順に入力します。