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モータLD,LQ計算タブ

磁場過渡解析において、3相交流モータで以下の特性を計算するための条件を設定するタブです。

これら以外の特性計算時には、本タブの設定は不要です。

 

  • Ld,Lq
    3相交流モータにおけるd軸インダクタンスLd,q軸インダクタンスLq,dq軸相互インダクタンスLdq,Lqdを算出します。

  • Lu、Lv,Lw
    3相交流モータにおける3相インダクタンス行列成分Lu, Lv, Lw, Luv, Lvw, Lwuを算出します。

[解析条件の設定]ダイアログに表示されます。ダイアログの表示方法は「解析条件の設定」を参照してください。

 


 

設定項目

解説

計算する特性

 

Ld,Lq

3相交流モータにおけるd軸インダクタンスLd,q軸インダクタンスLq,dq軸相互インダクタンスLdq,Lqdを算出します。

設定された時間ステップで計算します。

 

Lu、Lv,Lw

3相交流モータにおける3相インダクタンス行列成分Lu, Lv, Lw, Luv, Lvw, Lwuを算出します。

設定された時間ステップで計算します。

計算に必要な設定
  • モデル形状の定義

  • ボディ属性、材料の定義

  • 周期境界など境界条件の定義

  • 過渡解析タブ以外の解析条件の定義

  • 外部回路の以下の定義
    FEMコイルの配置、結線とパラメータ設定
    3相交流電源素子の配置と以下パラメータ設定
     波形タイプ
     相順

 

  • 外部回路上のFEMコイル素子は3個(U,V,W各1個)である必要があります。

  • 3個より多いFEMコイル素子が必要な場合は、以下のようにモデル側の設定変更により対応して下さい。
    コイルが直列接続の場合:
    モデル側のボディ属性の[電流タブ]-[回路図上のコイル名]を同名にすることでコイルは直列接続されます。
    この時、FEMコイル素子の抵抗値は直列接続したコイルの合計値を設定して下さい。
    コイルが並列接続の場合:
    周期対称モデルを利用し、外部回路上でFEMコイル素子を並列接続しなくても良いよう対応して下さい。
    この方法で対応できないケースでは現状計算ができません。

 

外部回路上のコイル名

 

3相交流ユニットのUコイル、Vコイル、Wコイルのそれぞれのコイルに割り当てる外部回路上のFEM素子のコイル名を選択します。

 

u軸に対するd軸の角度

 

Ld,Lq計算時に設定が必要です。

 

u軸に対するd軸の初期時刻での角度を設定します。

u軸を基準にして、d軸が進んでいれば正値、遅れていれば負値を設定します。

 

  • 回転機タブで設定する[ロータの初期回転位置]が考慮されます。
    本設定が0になるように[ロータの初期回転位置]を設定しても構いません。

各軸の定義

d軸:永久磁石の中心軸 (磁極がつくる磁束の方向)

q軸:永久磁石間の軸 (d軸と磁気的に直交する軸)

u軸:U相のコイルがつくる磁束の方向

下図の場合、u軸に対するd軸の角度は、機械角で‐15[deg]となります。

 

計算する時刻ステップ

 

各種計算を実施する時刻ステップ数を設定します。

時刻ステップ数を多くすると、計算時間が長くなります。

 

 

Ld,Lq計算式