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電磁波周辺電磁界計算

電磁波解析(調和解析)で開放境界を有する解析モデルの周辺電磁界(解析モデルの外側、つまりメッシュの無い領域の電磁界)を表示します。

 

[解析結果ウィンドウ]タブの

 

 

[チャート] の右横の▼から[指向性]を選択すると[指向性計算]ダイアログが起動されます。

 

そのダイアログには、電磁波指向性計算タブと、周辺電磁界計算タブがありますが、ここでは電磁波指向性タブの説明を行

います。

 

 

 

項目

説明

グラフの種類

XYグラフとポーラグラフのどちらかを表示することが可能です。ポーラーグラフは、グラフの横軸として、

角度が選択された時のみ利用できます。

観測点の位置

観測点の位置を角度と、距離で指定します。[設定]-[座標系]で極座標を選択した場合は、(r,θ,φ)、

円筒座標系を入力した場合は(ρ、φ、z)で指定します。それぞれの変数の意味は

ダイアログ右下の図を参照してください。

Femtetでの
電磁界

指向性
計算式

電磁波指向性計算についてをご覧ください。このような方法で求めたrEに、観測点までの距離の

逆数をかけて電界を求めています。

表示の種類

 

E[V/m]、H[A/m]は複素振幅を計算します。参考:調和振動する結果の見方。

x[dBμV/m] ,y[V/m] が同じ 量を表すとすると、 x = 20*log(|y|×1.0e6/1.414) の関係があります。

1.414 は、振幅を実効値に変換するために現れます。

参考: 0[dBμV/m] は 実効値で 1[μV/m] の電界強度に等しくなります。

 

対称面と無限グランド面の設定

電磁波指向性計算についてをご覧ください。

設定:グラフの横軸

XYグラフの横軸、Polarグラフの回転角として用いる座標成分をθ、φ、周波数のいずれかより

選択します。周波数を選択した場合は、指定した観測点の中から最大値となる電界をプロットし

ます。

オプション:座標系

 

観測点を指定する座標系として、極座標と円筒座標を選択できます。

オプション:入力方法

観測点の間隔を指定する方法を選択できます。分割数と間隔が選択できます。

オプション:複素数タイプ

READ/IMAGと MAG/ANG から選択できます。

オプション:遠方界を使用する

観測点が遠方にあるという仮定を使って求めた式で計算します。近傍では精度が落ちますが、計算時間が短くなります。

 

 

近傍界の計算式。

 

ただし

 

E  : 電界
H  : 磁界
ir  : 積分点から観測点へ向かう単位ベクトル
r'  : S上へのベクトル
n   :積分点上で境界面に垂直な外向きの法線ベクトル
k0 :真空中の波数
Z0 :真空中の平面波インピーダンス
r   :観測点へのベクトル
J  :等価電流
M  :等価磁流