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導電率タブ

材料の導電率を設定するタブです。

[材料定数の編集]ダイアログに表示されます。ダイアログの表示方法は「ボディ属性/材料定数の設定方法」を参照してください。

 

 

設定項目

解説

導体の種類

絶縁体/導体/半導体/完全導体のいずれかを選択できます。

異方性

 

等方異方のいずれかを選択します。

 

  • 異方は、電場解析(Coulomb)で導体線形が選択されているときのみ選択できます。

 

温度依存性

 

磁場解析(Gauss)の調和解析と熱伝導解析(Watt)の連成解析でのみ有効です。

 

温度依存性のありなしのいずれかを選択します。

ありを選択したの場合、をクリックすると、[温度-導電率]曲線テーブルが開きます。
ここに温度と、それに対応した導電率を入力します。

 

  • 温度依存性をありにした場合、磁場熱の双方向連成解析となりますので
    磁場⇔熱の解析が収束するまで繰り返し行われます。
    したがって、温度依存性なしの場合よりも計算時間が長くなります。

 

非線形性

 

電場解析(Coulomb)のみで有効です。

 

導電率が電界の大きさによらず一定とするときは、線形を選択します。
線形を選択した場合、導電率を入力できるようになります。

 

導電率が電界の大きさに依存するとするときは、非線形を選択します。
非線形は、等方が選択されているときのみ選択できます。
非線形を選択したの場合、をクリックすると、[電界-電流密度]曲線テーブルが開きます。
ここに、電界と、それに対応した電流密度を入力します。

 

導電率

 

導体の種類で導体を選択し、非線形性で線形が選択されていると、入力欄が表示されます。

 

 

仮数部に入力できる値は0より大きい実数です。

 

導電率行列

 

異方性の設定が異方の場合に入力できます。

 

 

仮数部に入力できる値はすべて0以上の実数です。また(x,x)、(y,y)、(z,z)の値として、0 は入力できません。

異方性材料の方向は、ボディ属性の[方向]タブの設定により、変化しますが、

方向タブの設定がデフォルトの状態では、上記(x,y,z)がモデルウインドウの座標(X,Y,Z)に一致します。

 

半導体

 

導体の種類で半導体を選択すると入力欄が表示されます。

 

 

ホール係数とホール移動度を入力することができます。

 

多層電極

 

多層構造をもつ、電極を指定します。電磁波解析でのみ有効な機能です。

 

 

 

上のテーブルのように2層を定義した場合、どのような解析が行われるかを以下で説明します。テーブルの一行目をLayer No1、二行目をLayer No2としてあらわします。これらの並び順に注意してください。

 

1.3次元解析でソリッドボディにつけた場合

図1はソリッドボディの断面と考えててください。ソリッドボディの周囲をLayer No1、内部をLayer No2として計算します。Layer No1の厚みは、テーブルで入力した厚みを採用しますが、Layer No2の厚みは入力した値を使わず、十分厚いという近似を使って計算します。

 

2.3次元解析でシートボディにつけた場合

磁波解析オプションで、“面(辺)電極の厚みの影響を考慮する”にチェックが無い場合、シートボディの厚み方向が図2のような並びであるとして計算します。No1材料の厚みは考慮されますが、No2材料の厚みは十分厚いと仮定した計算になります。

電磁波解析オプションで、面(辺)電極の厚みの影響を考慮するのチェックがある場合、材料の並びは、ボディ属性の方向タブで決まります。方向タブで指定したベクトルの方向に向かって、Layer No2,1 の順に並びます。

図3は、Z軸に垂直なシートボディの場合を示しています。方向タブのベクトルで(0,0,1)を指定すると、図のような層の順に並んでいるとして計算を行います。

3.2次元解析でシートボディにつけた場合

上記1と同じです。図1は、2次元解析の描画面(XZ面)を正面から見たときの図とご理解ください。

 

4.2次元解析でワイヤボディにつけた場合

上記2と同じです。2の説明で、シートボディをワイヤボディに読み替えてください。図2,3は、2次元解析の描画面(XZ面)を正面から見たときの図とご理解ください。

 

 

 

図1

図2

図3

 

  • ボディ属性、電極タブ、表面粗さ について。
    電磁波解析オプションで、“面(辺)電極の厚みの影響を考慮する”にチェックが無い場合、多層電極を1層のみ定義した場合に限り、表面粗さを考慮して計算します。

 

 

 

 

 

 

 

Coulomb抵抗値解析や電場熱連成解析Coulomb/Wattでは、抵抗率で入力することができます。

 

設定項目

解説

異方性

等方/異方 のいずれかを選択します。

温度依存性

 

なし/あり のいずれかを選択します。

 

ありの場合、をクリックすると[温度_抵抗率]曲線テーブルが開きます。

ここにデータを入力して下さい。

 

  • 値がテーブルの範囲外の場合は、直近のデータ2個の傾きで外挿(補外 )されます。

 

抵抗率

 

温度依存性なしで、異方性の設定が等方の場合のみ入力できます。

仮数部に入力できる値は0より大きい実数です。

 

抵抗率行列

 

温度依存性なしで、異方性の設定が異方の場合のみ入力できます。