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例題27 圧力駆動の過渡解析


本例題について

  • 本例題では過渡解析の事例を紹介します。
     

  • プロジェクトファイルを取得(右クリックし、名前を付けてリンク先を保存してください。)
    モデル①、”ImplicitMethod”、過渡解析の解析モデル。参考計算時間、1分15秒。
    モデル②、”ResonantMethod”、共振解析を利用した過渡解析の解析モデル
    モデル③、”ResonantMethod_auto”、共振解析を利用した過渡解析の解析モデル、時間ステップ自動設定
    モデル①と②の設定における違いは、解析条件のみです。

  • Femtetのバージョンや環境により結果が多少ことなります。
     

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

  • 過渡解析は特別オプション機能です。ただし、共振モードを利用した過渡解析は、特別オプション不要です。

解析空間

項目

条件

解析空間

2次元

モデル単位

mm

 

解析条件

 

項目

条件

ソルバ

圧電解析[Rayleigh]

解析の種類

過渡解析

共振モード利用の過渡解析(モデル①)

チェック無し

共振モード利用の過渡解析(モデル②、モデル③)

チェックあり

 
 過渡解析では、過渡解析タブの設定が必要です。

また、モデル②、”共振モードを利用した過渡解析”、を行う場合は共振解析タブ設定が必要になります。

共振解析タブにおいてモード数、周波数の近似値を以下のように設定しています。

タブ設定

設定項目

条件

共振解析(モデル②、モデル③で必要)

モード数

3

周波数の近似値

0[Hz]

過渡解析手動設定(モデル①、モデル②)

時間ステップ

指定をチェック
5×10-6[Sec](*)

出力間隔

1

ステップ数

100

過渡解析自動設定(モデル③)

時間ステップ

自動をチェック
終了時刻 500 [us]
最大ステップ数 1000

メッシュ

メッシュ設定/要素の種類

4角形を選択(**)

(*) 時間ステップは周波数最低の共振周波数(8[KHz])の周期が1.25e-4[s]なので、それを基準に考えます。 
時間ステップは(周期/10)が目安であるが、安全を見て、すこし細かく(周期/25)にしました。

モデル③では、共振周波数の結果から自動的に時間ステップを決定します。
最も高い共振周波数の周期の1/10が時間ステップとして使用されます。(1周期当たりの分割数は変更することもできます。)

 

(**)2次元解析のメッシュは三角形が標準ですが、ここでは4角形メッシュを使えることを示す為、あえて4角形を選択しました。

モデル図

ボディ属性および材料の設定

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

0/Face

METAL

001_Al※

1/Face

PIEZO

000_P-4※

※材料データベースを利用

境界条件

印加する圧力の時間依存性を重み関数を用いて定義しています。

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

P/Edge

 

 

機械

圧力

2[Pa]

[時間依存]にチェック

[重み関数]入力は下図参照

 

電気

電気壁

磁気壁

V0/Edge

機械

拘束なし

 

電気

電気壁

電位指定:電位 0[V]

FLOAT/Edge

機械

拘束なし

 

電気

電気壁

浮き電極

FIX/Edge

機械

変位

UX=UY=UZ=0.0

電気

磁気壁

 

 

圧力を指定した境界条件 の、[重み関数]入力テーブルと、グラフを示します。入力した圧力が2[Pa]、重みの最大が1なので、印加される圧力の最大値も2[Pa]になります。

解析結果(モデル②:共振解析)

共振解析の結果の変位図を、メッシュ図とともに示します。

 

解析結果(モデル②:過渡解析)

解析時間の最後の結果から、X垂直応力を示します。

 

 

解析時間の最後の結果から、電位分布を示します。

 

解析結果(モデル①、②の比較)

浮き電極の電位の時間変化をグラフにします。

モードが横軸のグラフを選択し、浮き電極上の座標を指定します。座標は、マウスで取得できます。

モデル①と②の結果を重ねてグラフにしたのが、下の図です。よく一致していることが確認できました。

 

  • グラフの描き方は、こちらをご覧ください。
  • グラフの種類は、”モード(周波数、時刻、ステップなど)が横軸のグラフ”を選択してください。

  • グラフの重ね書きの方法。「グラフデータのドラッグアンドドロップ」をご覧ください。

  • 浮き電極電位のグラフは結果テーブルから作成することができます。

 

解析結果(モデル②③比較)

モデル②③も比較します。

自動で設定した場合もモデル②とよく一致しています。