Femtet2025.1ヘルプ/マニュアル
 

ホーム / 例題集 / 音波解析[Mach] / 例題18 剛体球による散乱

例題18 剛体球による散乱

 

本例題について

 

  • 平面波を入力します。

  • 剛体球による反射波を理論値とひかくします。
     

解析モデルダウンロード

  • プロジェクトファイルをダウンロード(右クリックし、名前を付けてリンク先を保存してください。)

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

m

 

 

 

解析条件

項目

条件

ソルバー

音波解析[lileo]

解析の種類

調和解析

解析オプション

入射波

 

 

タブ設定

設定項目

条件

調和解析

周波数

一つの周波数

200[Hz]

スイープの設定

一つの周波数

オプション

フィールド表示でポートごとに重み指定を可能にする」

にチェックを入れる

 

 

入射波(平面波)

伝搬方向

(0,0,1)

圧力(音圧)

1 [Pa]

「音圧[Pa]」を選択

モデル図

空気のボディに穴をあけています。穴部分に設定は不要です。  穴は外部境界条件で設定した  「剛体壁」  として扱われます。

                   

BODY属性および材料定数の設定

BODY No./BODY Type

BODY名

材料名

Body4 /ソリッドボディ

ボディ属性_001

000_空気※

※材料データベースを利用

 

境界条件

境界条件名/Topology

タブ

境界条件の種類

条件

Open/Face

音波

開放境界

 

外部境界条件

音波

剛体壁

 

 

 

解析結果

このページの一番上で示したような、入射波と反射波を分離した図を見てみましょう。

操作方法は例題17で示した通りです。第1図は位相0度の時の音圧[Pa] 分布を表示しています。

 

 

 

 

 

 

    第1図  結果フィールド(音圧 位相0度)の表示

 

 

 

    第2図  結果フィールド(音圧 位相0度)のグラフ表示

 

第1図のコンター図を使って、横軸Θのグラフを示したのが、第2図です。

座標系は、第2図右に示した図の通りです。球の中心からの距離3[m]で、横軸Θのグラフを作成しました。

(このグラフは、グラフ設定ダイアログで、評価場所を円弧上に指定して作成しました。ダイアログの説明はこちらです。)

 

 

最後に理論値との比較を行います。入射波と反射波の合成波は、下のような理論式で表せます。[1]

 

 

r,Θ:観測点の位置

k: 波数

a: 剛体球の半径

P0:入射波の振幅

jn(x):球ベッセル関数

hn(x):第一種ハンケル関数

Pn(x):ルジャンドル多項式

 

 

 

 

    第3図 結果フィールド(音圧絶対値)の理論値との比較

 

第3図は、Excel を用いて作ったグラフになります。

 

参考文献

[1]  フーリエ音響学:E.G.ウイリアムズ著    吉川茂、西條献児訳  シュプリンガー・ジャパン