| 概要 | 電子部品の熱特性を熱等価回路で表現したDELPHIモデルを用いることで、半導体パッケージの内部構造や、材料物性などの機密性の高い情報を秘匿することが可能となる。 本事例ではFemtetマクロを活用することにより、FemtetのモデルからDELPHIモデルを導出する手順を自動化した。 |
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| モデル解説 | 図1に今回作成したFemtetマクロのインターフェースを示す。 本Femtetマクロでは、DELPHIモデル導出のための、①3次元熱解析の実行、②DELPHIモデルの熱抵抗最適化、③3次元熱解析モデルとDELPHIモデルの比較評価の3つの手順の自動化を行っている。 ①の3次元熱解析の実行では、図2のようなFemtetで作成した3次元熱解析モデルに対して、自然対流、強制対流、ヒートシンク冷却などのさまざまな条件を想定して熱解析を行い、DELPHIモデル導出に必要な解析結果のデータを抽出するプロセスを自動化している。 ②のDELPHIモデル熱抵抗最適化では、図3に示すように3次元熱解析結果とDELPHIモデルを用いた場合の結果が同等になるように、DELPHIモデル内の熱抵抗値の最適化を行っている。 ③の3次元熱解析モデルとDELPHIモデルの比較評価では、熱抵抗最適化により得られたDELPHIモデルを用いた場合とFemtetの3次元熱解析モデルを用いた場合の結果を図4のようにグラフ化して比較できるようになっており、DELPHIモデルの精度を確認することができる。 このようにFemtetマクロを活用することで、DELPHIモデル導出の煩雑な手順を自動化することができ、3次元熱解析モデルを元に容易にDELPHIモデル導出を行うことが可能となった。作成したFemtetマクロは“>サンプルマクロのページよりダウンロード可能になっているのでご参照ください。 (ご提供:株式会社 村田製作所様) |
| 結果解説 | |
| キーワード | マクロ、DELPHIモデル |
図1 Femtetマクロインターフェース

図2 3次元熱モデル例

図3 熱抵抗最適化

図4 DELPHIモデルの精度評価
