事例59

FemtetとMATLAB/Simulinkを連携したモータドライブ解析事例

この例では、Femtetモータ解析とMATLAB/Simulinkモータドライブ解析との連携を行います。
概念図を図1に示します。Femtetではモータ基本特性をさまざまな条件で解析し、MATLAB形式のスクリプトファイルとしてエクスポートします。モータ特性ファイルの出力設定を図2に示します。
MATLAB/Simulinkではモーター特性ファイルをインポートし、モータ制御を考慮した解析(モータードライブ解析)を実行します。FEM-Parameterized PMSMでのインポートのイメージを図3に示します。
FEM解析によって得られたモータ特性ファイルを使用することにより、単純化されたPMSM(永久磁石同期モータ)モデルでは捉えることができない、詳細なモータ特性を考慮したモータドライブ解析が可能となります。

シミュレートされた開回路電圧を図4に示します。固定の逆起電力定数をもつ単純化された PMSM モデルを使用した場合には捉えられていない、非線形逆起電力プロファイルがご確認いただけます。

※ 本機能を使用するためには
Femtet基本パック、磁場拡張オプション、
MATLAB(R)/Simulink(R)、Simspcape(TM)、 Simscape(TM) Electrical(TM)
が必要になります。
MATLAB(R)および関連製品の情報はこちらのリンクをご覧ください。
http://jp.mathworks.com/index.html

MathWorksウェブサイトにもFemtetの情報 が掲載されております。

概念図

出力設定

FEM-Parameterized_PMSM

解析結果

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