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弾性定数タブ

材料の弾性定数を設定するタブです。

[材料定数の編集]ダイアログに表示されます。ダイアログの表示方法は「ボディ属性/材料定数の設定方法」を参照してください。

 

 

(注)弾塑性解析は特別オプション機能です。

 

設定項目

解説

材料の種類

弾性-等方性、弾性-異方性、弾塑性バイリニア、弾塑性マルチリニア

のいずれかを選択してください。

 

弾塑性材料(バイリニア、マルチリニア)についての詳細はテクニカルノート

弾塑性材料の応力解析弾塑性マルチリニア材料を参照してください。

 

弾性‐等方性の場合

温度依存性なしの場合

 

ヤング率、ポアソン比を設定します。

 

注:

ヤング率の仮数部に入力できる値は0より大きい実数です。

ポアソン比の仮数部に入力できる値は0~0.5の実数です。

温度依存性ありの場合

 

をクリックすると、以下のような温度依存性編集テーブルが表示されます。

 

 

材料の種類で、弾性体として扱うか、粘弾性体として扱うかを選択することができます。

通常の粘弾性材料は、「粘弾性タブ」で設定しますが、ここでは、温度依存性データのみの簡易設定から
粘弾性材料の定数を自動的に見積もって解析を行います。

粘弾性簡易設定についての詳細は「粘弾性(簡易設定)について」を参照してください。

(注)粘弾性(簡易設定)は特別オプション機能です。

 

材料の種類[弾性]の場合

 

をクリックし、[温度_弾性定数]曲線テーブルでヤング率とポアソン比の温度依存性を定義します。

 

 

材料の種類[粘弾性(簡易設定)]の場合

 

以下のようなダイアログが表示され、温度依存性を[テーブル]で入力するか、[二つのヤング率]で入力するかを選択することが出来ます。

 

 

指定方法[テーブル]の場合

 

をクリックし、[温度_弾性定数]曲線テーブルでヤング率の温度依存性を定義します。

また、ガラス転移点とポアソン比を定義します。

 

指定方法[二つのヤング率]の場合

 

ガラス転移点(Tg)、ポアソン比、Tg以上の温度におけるヤング率、Tg以下の温度におけるヤング率を定義します。

ヤング率の温度依存性が動的な方法で測定されたもので、測定周波数が分かっている場合、[測定周波数が分かっている場合]をチェックし、をクリックし測定周波数を入力してください。

(チェックがない場合、測定周波数1Hzと仮定されます)

 

粘弾性設定確認の[温度グラフ]をクリックすると、入力データと、自動的に見積もられた粘弾性特性(プロニー級数、シフト関数)により表現される
1Hzにおける貯蔵弾性率と損失弾性率の温度グラフを表示することができます。

 

粘弾性設定確認の[マスターカーブ]をクリックすると、自動的に見積もられた粘弾性特性(プロニー級数、シフト関数)により表現される
ガラス転移点(Tg)における周波数グラフと、緩和曲線グラフが表示されます。

 

粘弾性設定確認の[マスターカーブ]をクリックすると、自動的に見積もられた粘弾性特性(プロニー級数、シフト関数)をファイルとして出力することができます。

 

 

注:

ヤング率の仮数部に入力できる値は0より大きい実数です。

ポアソン比の仮数部に入力できる値は0~0.5の実数です。

 

弾性‐異方性の場合

温度依存性なしの場合

 

弾性定数行列を定義します。

行列の指定方法として、スティフネス[Pa]、コンプライアンス[1/Pa]のいずれかを選択します。

 

仮数部に入力できる値はすべて0以上の実数ですが、

対角成分( i , i )は0を入力できません。ただし i=xx,yy,zz,xy,yz,zx

弾性定数行列と応力、ひずみとの関係についてはテクニカルノートを参照してください。

 

温度依存性ありの場合

 

をクリックし、[温度_異方性弾性定数]曲線テーブルを定義します。

 

注:

ヤング率の仮数部に入力できる値は0より大きい実数です。

ポアソン比の仮数部に入力できる値は0~0.5の実数です。

弾塑性バイリニアの場合

温度依存性なしの場合

 

ヤング率、ポアソン比、初期降伏応力、ひずみ硬化率を定義します。

 

ひずみ応力グラフボタンを押すと、ひずみ-応力のグラフが表示されます。

初期降伏応力とひずみ硬化率は、ひずみ-応力の関係が真応力と真ひずみの関係となるように設定してください。

 

注:

ヤング率の仮数部に入力できる値は0より大きい実数です。

ポアソン比の仮数部に入力できる値は0~0.5の実数です。

ひずみ硬化率は0より大でかつヤング率よりも小の値の範囲で設定可能です。

初期降伏応力は0より大である必要があります。

 

 

温度依存性ありの場合

 

をクリックし、[温度_弾塑性バイリニア定数]曲線テーブルを定義します。

 

ひずみ応力グラフボタンを押すと、温度毎のひずみ-応力のグラフが表示されます。

 

注:

ヤング率の仮数部に入力できる値は0より大きい実数です。

ポアソン比の仮数部に入力できる値は0~0.5の実数です。

ひずみ硬化率は0より大でかつヤング率よりも小の値の範囲で設定可能です。

初期降伏応力は0より大である必要があります。

   

弾塑性マルチリニアの場合

温度依存性なしの場合

 

多直線の入力形式を「塑性ひずみ-応力」、「トータルひずみ-応力」から選択します。

 

 

入力形式「塑性ひずみ-応力」では、ヤング率、ポアソン比を定義し、をクリックして、塑性ひずみ応力多直線を定義します。

 

注:

ヤング率の仮数部に入力できる値は0より大きい実数です。

ポアソン比の仮数部に入力できる値は0~0.5の実数です。

塑性ひずみ-応力多直線には、真応力と真ひずみの関係から、真応力と塑性ひずみの関係に換算して
入力します。

 

 

入力形式「トータルひずみ-応力」では、ポアソン比を定義し、をクリックして、[トータルひずみ_応力]多直線を定義します。

 

注:

ポアソン比の仮数部に入力できる値は0~0.5の実数です。

トータルひずみ-応力多直線には、真応力と真ひずみの関係を入力します。

 

ひずみ応力グラフボタンを押すと、ひずみ-応力のグラフが表示されます。

 

詳細については弾塑性マルチリニア材料を参照してください。

温度依存性ありの場合

 

多直線の入力形式を「塑性ひずみ-応力」、「トータルひずみ-応力」から選択します。

 

 

入力形式「塑性ひずみ-応力」では、上のをクリックして、ヤング率ポアソン比の温度テーブルを設定します。

設定が終わると、下の塑性ひずみ-応力多直線の温度コンボボックスで各温度設定値

(ヤング率ポアソン比温度テーブルで定義)が選択可能になりますので、各温度における

塑性ひずみ応力多直線を温度コンボボックスの右のをクリックして、定義します。

 

注:

塑性ひずみ-応力多直線には、真応力と真ひずみの関係から、真応力と塑性ひずみの関係に換算して
入力します。

 

 

入力形式「トータルひずみ-応力」では、上のをクリックして、ポアソン比の温度テーブルを設定します。

設定が終わると、下のトータルひずみ-応力多直線の温度コンボボックスで各温度設定値

(ヤング率ポアソン比温度テーブルで定義)が選択可能になりますので、各温度における

[トータルひずみ_応力]多直線を温度コンボボックスの右のをクリックして、定義します。

 

注:

トータルひずみ-応力多直線には、真応力と真ひずみの関係を入力します。

 

ひずみ応力グラフボタンを押すと、温度毎のひずみ-応力のグラフが表示されます。

 

詳細については弾塑性マルチリニア材料を参照してください。

温度依存性

解析条件にて熱荷重オプション、一定温度オプションが選択されている場合のみ温度依存性ありを選択できます。

塑性硬化則

 

材料の種類が弾塑性バイリニア、弾塑性マルチリニアの場合に、

弾塑性材料の硬化則として、等方硬化/移動硬化を選択できます。

 

等方硬化/移動硬化に関して詳細はテクニカルノート移動硬化と等方硬化を参照してください。

 

tanδ(機械的減衰)

 

非ゼロの値を設定すると、機械的な損失が考慮されます。

 

減衰を表す定数には、いくつか種類があります。

それぞれの場合について、入力方法を示します。

 

①損失係数η(損失正接tanδ):η、tanδの値をそのまま入力してください。

②Q値:Qの逆数を入力してください。

③減衰比ζ:ζに2をかけた値を入力してください。

④レイリー減衰係数α、β:α/ωi + βωi の計算値を入力してください。(ωiは共振周波数)

 

各種減衰係数の換算に関する詳細は、「応力解析における減衰」を参照してください。

 

共振解析調和解析の場合のみ考慮されます。