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調和解析タブ

調和解析の条件を設定するタブです。

[解析条件の設定]ダイアログに表示されます。ダイアログの表示方法は「解析条件の設定」を参照してください。

 

設定項目

解説

周波数

解析を実施する周波数を設定します。

周波数スイープの仕方に以下の5タイプがあります。

 

等間隔 周波数間隔

最小周波数から最大周波数までを指定した周波数間隔で等間隔にスイープさせます。

 

等間隔 分割数

最小周波数から最大周波数までを指定した分割数で等間隔にスイープさせます。

[分割数]に入力できる値は、0~10000までの整数です。

例えば、最小周波数=10000[Hz]、最大周波数=30000[Hz]、分割数=2、

として計算すると、周波数10000、20000、30000[Hz]で解析を行います。

 

対数間隔

最小周波数から最大周波数値までを指定した分割数で対数間隔(log10)にスイープさせます。

 

ひとつの周波数

単一周波数で解析を行います。

 

テーブル

周波数をテーブルで指定します。周波数が一定間隔でない場合などにご使用下さい。

 

スタート値からストップ値までを指定した間隔で等間隔にスイープさせます。

複数行の定義が可能ですので、間隔が可変です。

[参照]ボタンを押すことで、Excelファイル(csv)から入力が可能です。

また、テーブルはコピー&ペーストに対応しています。

 

 

いずれのタイプも周波数に入力できる値は0より大きい実数です(0は含まない)。

必ず最大周波数 ≧ 最小周波数 となるように値を指定してください。

また、最大周波数= 最小周波数の場合は、単一周波数での解析となります。

 

 

周波数確認

上記スイープの設定を行ってから押すと、スイープ周波数値のリストを確認することができます。

 

 

時間領域の設定

電磁波解析(調和解析)で“TDRへ変換”を有効にしたときに表示されます。
TDRを行うための時間の設定から調和解析を行うための周波数の設定へ変換できます。

 

周波数スイープ

周波数スイープの方法を指定します。

高速スイープ は電磁波解析、圧電解析および音波解析で選択できます。
補間スイープ  は電磁波解析のみで選択できます。

高速化オプションが有効な場合並列逐次スイープも選択できるようになります。
それぞれのスイープ方法の違いは、次の通りです。

 

  • 逐次スイープ

    解析周波数を1つ1つ順番に計算していきます。解析時間はかかりますが、精度の高い解が得られます。

 

  • 並列逐次スイープ

    複数の解析周波数の計算を並列に行うことで、逐次スイープと同じ精度の高い解が、
    逐次スイープより短時間で得られることが期待できます。
    並列数を自動的に設定するにチェックをいれると、使用できるコアの数と空きメモリ容量
    および使用メモリ容量から並列数を自動的に決定します。
    並列数をユーザが設定するには、並列数を自動的に設定するのチェックを外し並列数を入力します。

  • 計算に要するメモリ容量は並列数に比例します。
    並列数が多すぎるとはメモリ不足につながり、かえって解析時間が伸びる原因になります。

  • 並列数を自動的に設定する場合、ソルブの使用メモリ量が指定したメモリ量以下になるように
    並列数を制限することができます。詳しくは「高度な設定タブ」をご覧ください。

 

  • 高速スイープ

    一部の解析周波数の結果から、全解析周波数の結果を推定します。
    一部の解析周波数しか計算しないため、逐次スイープより解析時間が短くなることが期待できます。
    高速スイープの収束を判定するために、許容誤差あるいはSパラメータ変化量を設定する必要があります。

    許容誤差: 音波解析・圧電解析の場合、各解析周波数においてフィールドの誤差を計算します。
    計算した誤差が全ての解析周波数で許容誤差を下回ると、高速スイープの計算を終了します。

    Sパラメータ変化量: 電磁波解析の高速スイープでは、1つの周波数を計算するたびに全周波数のSパラメータを更新します。
    更新前後のSパラメータの変化量がSパラメータ変化量以下であれば、高速スイープの計算を終了します。

 

  • 補間スイープ

    一部の解析周波数のSパラメータを補間することで、全解析周波数のSパラメータを推定します。
    高速スイープとは異なり、補間スイープではフィールド値の推定を行わずフィールド値の出力も行いません。
    一部の解析周波数しか計算しないため、逐次スイープよりも解析時間が短くなることが期待できます。
    フィールド値の出力を行わないため、高速スイープよりも解析における使用メモリ容量が少なくなることが期待できます。

    Sパラメータ変化量:1つの周波数を計算するたびに全周波数のSパラメータを更新します。
    更新前後のSパラメータの変化量がSパラメータ変化量以下であれば、補間スイープが収束したと判定し計算を終了します。

  • 補間スイープでは伝搬定数や特性インピーダンスについても一部の解析周波数の結果を補間することで全解析周波数の
    結果を推定しています。これら伝搬定数や特性インピーダンスの収束判定にもSパラメータ変化量を使用しています。

  • 補間スイープはSパラメータを出力しない解析(入射波、電流ポート、電圧ポートを用いる解析)では使用できません。

 

  並列化:高速化オプションが有効な場合に選択できます。複数の解析周波数の計算が並列化され、補間スイープがより

  短時間で収束することが期待できます。

 

入力

電磁波解析で、電力ポートから入力する電力の平均値を設定します。

フィールド表示でポート毎に

重み指定を可能にする

 

フィールドの重ね合わせの機能を利用可能にするためのフラグです。

詳しくはフィールドの重ね合わせの設定をご覧ください。