Femtet2025.1ヘルプ/マニュアル
 

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SYZ行列

[解析結果]タブのから、[チャート]の右横の▼を押し、

サブメニューから[SYZ行列]を選択すると、SYZ行列というソフトが起動します。
 

本ソフトを介してFemtetの計算結果ファイルから計算結果を取得し、SYZ行列のグラフ表示やデータ加工を行うこと

ができます。

 

特性値の表示対象となる解析は、Hertz(電磁界解析)の3次元調和解析とRayleigh(圧電解析)の調和解析です。

 

 

SYZ行列の機能

項目

説明

データ

取り扱っているファイルの名前が表示されます。

行列の種類、
行列の成分

 

S:散乱行列、Z:インピーダンス行列、Y:アドミタンス行列

のいずれの成分の周波数特性をグラフ化するかを選択します。

 

ポートインデックス

行列成分の番号と、ポート名(境界条件名)の対応を示します。書式は以下の通り。

行列成分の番号:ポート名:m*

例: 1:ポート_001:m1

 

ただし'*'はモード番号になります。モード番号は、通常1ですが、電磁波解析で1ポート

に複数の伝搬モードを使う解析では2以上になります。

モード番号については、電磁波解析ポートの見方をご確認ください。

グラフの出力

 

XYグラフ、スミスチャート、ポーラーグラフのうちから出力したい

形式をクリックすると、所望の形式のグラフが表示されます。

 

ファイルの出力

 

右がわのメニューで選択された単位でcsv形式もしくは
タッチストーン形式にてファイル出力ができます。

 

その他の機能

 

SYZ行列の編集メニューには

 

  • ReNormalize機能

  • De-embedding機能

  • ポート順交換機能

  • バランス変換機能

 

が用意されています。詳細は後述の説明を参照ください。

 

 

SYZ行列の表示メニューには

 

  • 特性インピーダンス

  • 基準インピーダンス

  • 行列の表示
     

の表示機能が用意されています。グラフではなく、数値で

確認したい場合に利用してください。

 

SYZ行列の扱うことができるデータファイルについて

 Femtetの計算結果ファイルは電磁界が拡張子hel、圧電は拡張子rayというファイルです。

このほかに拡張子が"s*p","z*p""y*p",となるタッチストーン形式のファイルを読むことができます。

Femtetの結果との比較に使ってください。

出力形式としてはタッチストーン形式とcsv形式をサポートしています。

ReNormalize機能(編集-->ReNormalize)

 ポートの基準インピーダンスを変更する機能です。

 電磁波解析の場合、基準インピーダンスが不明な場合があります。その場合ReNormalize機能を使う事ができません。

操作方法は、ReNormalize操作をご覧ください。計算式はこちらを見てください。

De-embedding機能(編集-->De-embedding)

 ポートで求めた伝搬定数を使い、ポートが外側に伸びた場合、ポート内側に入ってきた場合のSパラメータを計算します。

Renormalizeが設定されている場合はDe-embeddingを実行した後にRenormalizeが実行されます。

計算式はこちらを見てください。

 

ポート順交換機能/バランス変換機能(編集-->ポート順交換/バランス変換)

 ポートの順番を入れ替える事ができます。また,ポートのペアを設定すると,差動モード,コモンモードのSパラに変換します。

差動モード,コモンモードのSパラへ変換することをバランス変換と言っています。

コマンドライン起動

 Femtetのメニューから起動する他に,DOSプロンプトから起動することができます。

syzgraph "1" "d:\test\test.pdt"