事例107

フロントガラスの結露予測解析

【概要】
Femtet2023から物質の重さを考慮した拡散解析ができるようになりました。
熱流体解析でフロントガラス近傍の温度分布を、拡散解析で水蒸気量の分布を計算します。
結果画面の「ユーザ定義フィールド機能」で両者の結果から相対湿度を計算した結果を表示します。
相対湿度が100%を超える箇所で結露が発生すると予測できます。

【モデル解説】
解析対象は車両とします。外気温度は0℃、車内の初期温度は5℃、初期の相対湿度は50%とします。
デフロスタ―からの送風は温度30℃、相対湿度20%とします。時刻設定は5秒刻みで120秒後までとします。

【結果解説】
フロントガラス内側近傍の初期状態は相対湿度が100%を超えていますが、
デフロスターからの送風により、フロントガラス内側近傍の温度が上昇することと乾燥した空気が送られることで、相対湿度が100%を下回り結露が解消する様子が確認できます。

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