事例106

デュアル・ハルバッハ配列リニアモータの解析

【概要】
ハルバッハ配列は小型、軽量、高トルクのモータを実現する技術として注目されています。
ハルバッハ配列を用いたリニアモータの推進力の解析事例です。

【モデル解説】
上下にハルバッハ配列で永久磁石を配置したデュアル・ハルバッハ配列リニアモータです。
ハルバッハ配列により磁石配列の内側に磁束が集中するため、バックヨークなしのモデルとしています。
外部回路連成解析機能を利用し、入力を電流値で指定した解析となっています。

【結果解説】
時刻に応じた電磁力の波形は、電流値指定の条件のため0secから定常状態となっていますが、ムーバを動かす推進力が得られていることが分かります(磁場過渡解析)。
なお、磁石配列が形成する磁界は磁場静解析により解析することができます。デュアル・ハルバッハ配列では上下の磁石配列の内側に磁束線が集中し、外側にはほとんど磁束線がないことが分かります(磁場静解析)。

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