
CAEソフト【 Femtet 】-ムラタソフトウェア株式会社
内側から垂直変位を受けて変形したリングの応力解析した例を示します。
リングの変位分布や応力分布を解析結果として見ることができます。
表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。
項目 |
条件 |
解析空間 |
3次元 |
モデル単位 |
mm |
静的な荷重印加による変形を知りたいので解析の種類は静解析を選択します。
項目 |
条件 |
ソルバ |
応力解析[Galileo] |
解析の種類 |
静解析 |
解析オプション |
なし |
異なる径の円柱のソリッドボディを2つ作成しブーリアン演算することでリング形状を作成することができます。
このリングの内側の面トポロジに垂直変位の境界条件を設定しています。
ボディ No./ボディタイプ |
ボディ属性名 |
材料名 |
0/Solid |
RING |
001_アルミニウムAl※ |
※材料データベースを利用
垂直変位を以下のように設定しています。
境界条件名/トポロジ |
タブ |
境界条件の種類 |
条件 |
DISP/Face |
機械 |
垂直変位 |
0.5×10-3[m] |
変位ベクトル図を示します。
リングの内側では境界条件の設定どおり、変位量は0.5[mm]となっていますが、外側にいくにしたがって変位量が減少していることが
分かります。
応力ベクトル図を示します。
リングの周方向には引っ張り応力、すこし見にくいですが径方向には圧縮応力が発生していることが分かります。
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