例題5

垂直変位を受けるリング

本例題について

  • 内側から垂直変位を受けて変形したリングの応力解析した例を示します。

  • リングの変位分布や応力分布を解析結果として見ることができます。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

 

解析条件

静的な荷重印加による変形を知りたいので解析の種類は静解析を選択します。

項目

条件

ソルバ

応力解析[Galileo]

解析の種類

静解析

解析オプション

なし

 モデル図

異なる径の円柱のソリッドボディを2つ作成しブーリアン演算することでリング形状を作成することができます。

このリングの内側の面トポロジに垂直変位の境界条件を設定しています。

 

ボディ属性および材料の設定

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

0/Solid

RING

001_アルミニウムAl※

※材料データベースを利用

境界条件

垂直変位を以下のように設定しています。

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

DISP/Face

機械

垂直変位

0.5×10-3[m]

解析結果

変位ベクトル図を示します。

リングの内側では境界条件の設定どおり、変位量は0.5[mm]となっていますが、外側にいくにしたがって変位量が減少していることが

分かります。

 

応力ベクトル図を示します。

リングの周方向には引っ張り応力、すこし見にくいですが径方向には圧縮応力が発生していることが分かります。

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