例題7

音響インピーダンス境界

本例題について

  • 音響インピーダンス境界条件を使用して無反射境界を作成します

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

 

 

解析条件

項目

条件

ソルバー

音波解析[Mach]

解析の種類

静解析

解析オプション

選択なし

 

 

タブ設定

設定項目

条件

調和解析

周波数

最小:50[KHz]

最大:50[KHz]

モデル図

水平方向のパイプに、垂直方向のパイプが交叉し、垂直パイプから水平パイプに音波が伝わっています。

水平パイプは十分長いものとし、途中で切り、その切断面に音響インピーダンス境界を設定しています。

音響インピーダンス境界を指定したことで、水平パイプが無限に長いものとみなされます。

 

 

 

BODY属性および材料定数の設定

BODY No./BODY Type

BODY名

材料名

0/Solid

空気

000_空気※

※材料データベースを利用

 

境界条件

境界条件名/Topology

タブ

境界条件の種類

条件

Vel/Face

音波

速度

1 [m/s]

Imp/Face

音波

インピーダンス境界

409.7 [Pa・s/m]

(空気の値)

 

 

解析結果

音圧の等高面コンターを示します。

 

 

垂直パイプに入った音波が水平パイプに入り、両端から出て行く様子が分かります。

アニメーションを表示すると、さらにその様子がはっきりします。

 

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