例題2

調和解析

本例題について

  • 圧電体で構成した円板の表裏に交流電圧を印加することによって発生する拡がり振動を利用した
    圧電素子の計算例を示します。

  • 圧電素子の変位量を解析結果として示します。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

解析条件

 

項目

条件

ソルバ

圧電解析[Rayleigh]

解析の種類

調和解析

解析オプション

選択なし

 

調和解析タブにおいて周波数、間隔、スイープの設定を以下のように設定しています。

タブ設定

設定項目

条件

調和解析

周波数

最小:1000[Hz]

最大:1000[Hz]

間隔

等間隔をチェック

分割数:0

モデル図

薄い円板上のアルミニウム板(metal)の上に圧電体円板(piezo)を重ねたモデルを作成し、

圧電体円板の上下面に電位境界条件を設定しています。

 

ボディ属性および材料の設定

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

0/Solid

metal

001_アルミニウムAl※

1/Solid

piezo

000_P-4※

※材料データベースを利用

境界条件

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

earth/Face

電気

電気壁

電位指定:

電位 0[V]

hot/Face

電気

電気壁

電位指定:

電位 1[V]

解析結果

変位量のグラデーションコンター図を示します。

圧電体円板の拡がり振動によりアルミ版にひずみが発生していることが分かります。

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