
CAEソフト【 Femtet 】-ムラタソフトウェア株式会社
中央部分に発熱部をもち、周囲温度を一定値としたモデルを用いた定常解析例を示します。
温度分布や熱流束ベクトルを解析結果として見ることができます。
表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。
項目 |
条件 |
解析空間 |
3次元 |
モデル単位 |
mm |
項目 |
条件 |
ソルバ |
熱伝導解析[Watt] |
解析の種類 |
定常解析 |
解析オプション |
なし |
直方体のガラスエポキシの中央部に円柱形状の発熱体(ニクロム)が埋め込まれている状況をモデル化しています。
発熱体の発熱量はボディ属性にて設定し、周囲の温度境界条件は外部境界条件にて0度に設定しています。
ボディ No./ボディタイプ |
ボディ属性名 |
材料名 |
メッシュサイズ |
0/Solid |
VOL1 |
006_ガラスエポキシ※ |
|
1/Solid |
VOL2 |
109_ニクロム※ |
2 |
※材料データベースを利用
VOL2での発熱量を以下のように設定しています。
ボディ属性名 |
タブ |
設定 |
VOL2 |
発熱量 |
10[W] |
境界条件名/トポロジ |
タブ |
境界条件の種類 |
条件 |
外部境界条件 |
熱 |
温度 |
0 [deg] |
※外部境界条件は[モデル]タブの
[外部境界条件] をクリックして設定できます。
温度分布の断面図を示します。
発熱体の中心温度がもっとも高く266度であることが分かります。
温度分布の等高面コンター図を示します。照光処理および半透明オプションをオンにしています。
発熱体を中心に温度勾配の3次元的な分布が発生していることが分かります。
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