第13回 Femtetユーザ会


2023年度のユーザ会は盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただきありがとうございました。

申込方法 参加お申し込みの受付は終了いたしました。
多数のお申込み、誠にありがとうございました。
日時 5/26(金)13:00-16:15 (受付開始 12:30)
場所 Zoomによるオンライン開催
費用 無料
定員 オンライン(500名)
内容(予定) 1. ご挨拶

2. Femtet 2023新機能のご紹介 および 今後の開発計画
  □ 解析機能・メッシャ関係
  □ ユーザインタフェース関係

3. ユーザー様事例のご紹介
□ ユーザ様ご発表(4件)

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コーセル株式会社   杉森 雄平 様
「設計者CAE普及への挑戦
 ~なぜCAE解析は設計現場に根付かないのか~」

当社では設計者CAEを真に現場に根付かせるため、専任部署を立ち上げてCAE推進活動に取り組んでいます。 専任部署が発足してから2年経過時点の成果と、推進活動の中で得た「CAE解析が設計に定着しなかった理由」について紹介します。

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青山学院大学     佐藤 佑樹 様
「Femtetを用いた磁気部品の解析・設計の応用事例」

Femtetを用いた磁気部品の高速な解析法や設計法に関して3つの事例を紹介する。 まず、電磁波解析を用いない高速な共振特性の解析法、2つ目として遺伝的アルゴリズムを用いた磁気部品の設計法、 最後にFemtetと機械学習を併用した磁気部品の設計法に関して、紹介を行う。

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KOA株式会社     有賀 善紀 様
「小型・高熱流束チップ部品をコンパクトに冷やす!
 基板放熱活用のポイント」

近年小型化が進む電子機器では、基板放熱の重要性が格段に増大しており、半導体などの高発熱部品だけでなく、 チップ抵抗器のような1W未満ながら熱密度の高い小型部品の放熱対策も課題となっています。放熱性確保と省スペース化を両立するための、 表層、内層を含めた放熱パターン活用のポイントについて解説します。

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宇都宮大学      佐久間 洋志 様
「永久磁石による任意磁場発生と磁性体の位置制御」

径方向に着磁した円柱型の永久磁石を回転させることにより、様々な磁場を発生させることができる。 まず、計測を主目的として、任意の方向・強さの均一磁場を発生させることを試みた。 目的の磁場を発生させるのに最適な磁石角度は明らかではないため、生物の進化を模した 進化的計算の一種であるCMA-ESという手法にFemtetによる磁場計算を取り入れ、磁石角度を最適化した。
次に、磁性体を任意の経路で移動させるため、勾配磁場の発生を試みた。 大きさが無視できる磁気モーメントに働く電磁力はFemtetで求めた磁場から計算できるが、 大きな磁性体には適用できない。Femtetでは電磁力を直接求めることもできるが、 まだ満足の行く結果は得られていない。他ユーザーからアドバイスを頂きたい。

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