事例88

円筒部品の保持解析

【概要】
保持部品に押し込まれた円筒部品が接触力のバランスをとって静止した状態を解析した事例です。

【モデル解説】
保持部材と円筒部品と押し込み用部品の3点から構成された1/4の対称モデルを使用しています。
次のような2ステップで解析を実施しています。
ステップ1では円筒部品は押し込み用部品とばね接続によって強固に接続されており、押し込み用部品に印加された強制変位によって円筒部品は保持部材のくぼみまで押し込まれます。
ステップ2ではばね接続のばね定数を徐々に0に近づけることにより最終的には円筒部品と保持部品は接触力のバランスの取れた状態に至ります。

【結果解説】
ステップ1とステップ2における接触面圧の結果から接触力のバランス状態が変化していることが分かります。
また最大主応力のコンター図からも保持部品の引張応力がステップ1からステップ2でやや緩和していることも分かります。

タイトル

モデル図

境界条件

解析条件1

解析条件2

解析結果(接触面圧)

解析結果(最大主応力)

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