事例111

ラック(引っかけ)めっきの膜厚解析

【概要】
電解めっきプロセスの一種である、ラックめっきの膜厚の解析事例です。
Femtetでは電解めっきの過電圧現象を考慮してめっき槽内の電流分布をもとめているため(2次電流分布)、
膜厚の均一性を高めるための電流遮蔽板の設計、めっき槽の運転条件の検討等に活用できます。

【モデル解説】
<モデル1>
めっき槽の中にラックに引っかけられた金属パーツが浸されています。
アノード(陽極)は電流源に接続され、カソード(陰極)はGNDに接続されています。

<モデル2>
モデル1をベースに電流遮蔽板(絶縁体)を追加したモデルです。
電流遮蔽板に相当する部分をめっき液からくり抜いて空隙とし、絶縁状態を模擬しています。

【結果解説】
<モデル1>
カソード上の電流分布をもとに膜厚が計算されます。
ラックの外周に配置された金属パーツには電流が集中し、膜厚が大きくなっています。

<モデル2>
電流遮蔽板により電流集中が抑制され、膜厚の均一性が高まっていることが分かります。

【キーワード】
電解めっき、電気めっき、過電圧、2次電流分布、膜厚、ラック、ひっかけ

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