事例92

板状部品のU字曲げ解析

【概要】
板状部品に荷重を印加した後に接触解析でU字型に曲げた解析事例です。

【モデル解説】
樹脂板を金属板で挟み込んでU字型に曲げる解析モデルです。
モデルの対称性を利用して1/4の対称モデルを解析しています。
以下のような3つのステップで解析を行っています。

ステップ1 樹脂板ボディに荷重を印加して曲げ変形を発生させます。金属板ボディはデスしておきます。
ステップ2 金属版ボディをバースしてからステップ1で樹脂製の板に印加した荷重を徐々に抜き、接触させます。
ステップ3 金属板ボディを移動させて樹脂板ボディのU字の曲率半径をより小さくします。

【結果解説】
金属版の変位境界moveにおける反力のグラフからステップ2およびステップ3における接触力の推移が分かります。
ステップ2では接触力は接触してからほぼリニアに推移しますが、ステップ3では非線形に推移しています。
これはU字曲げの曲率半径と接触力が非線形の関係であることを意味しています。

表紙

モデル図

解析条件

境界条件1

境界条件2

境界条件3

ボディ属性1

ボディ属性2

解析結果1

解析結果2

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