事例105

同期リラクタンスモータの解析

【概要】
リラクタンスモータは永久磁石をもたない高効率かつ省資源のモータとして期待されています。
同期リラクタンスモータのトルクの解析事例です。

【モデル解説】
4極24スロットの同期リラクタンスモータです。
永久磁石は使用されておらず、ロータは双曲線状のフラックスバリア(空気層)が設けられた電磁鋼鈑のみで構成されています。
外部回路連成解析機能を利用し、入力を電流値で指定した解析となっています。
計算時間短縮のため1/4周期対称モデルの2次元解析としています。

【結果解説】
回転角度に応じたトルクの波形は、電流値指定の条件のため0degから定常状態となっていますが、リラクタンストルクが得られていることが分かります。
なお、U相の位相には「トルク最大となる電源位相探索」の機能を利用して算出したものを設定しています。
電源位相によってトルク特性は変化しますが、本機能を利用することで短時間でトルクが最大となる電源位相を探索することができます。

本解析事例の動画がFemtet公式Youtubeチャンネルにもありますので
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