事例73

超音波探傷試験

配管の欠陥などを探すために用いられる超音波探傷試験を、音波過渡解析機能を用いて解析しました。
探触子を試験体に当て超音波を発生すると音波は試験体の内部を伝搬し、傷が無い場合、超音波は底面で反射し(エコー)再び探触子に戻ってきます。途中に傷があると底面より先に傷からのエコーが探触子に戻ってきます。このエコーを探傷器に表示される波形で捉え、傷の有無や位置を評価します。
200mmの奥行に対して、100mmのところに傷モデルを作成しました。解析した結果、約600usecから傷エコーが検出されていることが確認されました。音速から計算すると、340m/sの波が往復200mmを伝わる時間が約600usecですので、整合していることがわかります。

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