例題14

誘電体と導体の解析

本例題について

  • 誘電体および抵抗体から構成される解析モデルの調和解析を行った事例を示します。 

  • 抵抗値や容量を解析結果として得ることが出来ます。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

 

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

 

解析条件

項目

条件

ソルバ

電場解析[Coulomb]

解析の種類

調和解析

解析オプション

選択なし

 

調和解析の周波数設定を行います。

タブ設定

設定項目

条件

調和解析

周波数

最小、最大ともに 1×106[Hz]

間隔

等間隔をチェック
分割数: 0

モデル図

直方体形状ソリッドボディを組み合わせてコの字型の導体ボディを作成し、

導体ボディの先端に異なる電位を設定しています。

ボディ属性および材料定数の設定

材料としてアルミニウムを選択しています。

ボディ No./ボディ タイプ

ボディ属性名

材料名

1/Solid

Turn

008_銅Cu※

※材料データベースを利用

境界条件

コイルの両端面に電気壁を設け、電位差を設定します。

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

V0/Face

電気

電気壁

電位指定 0[V]

V1/Face

電気

電気壁

電位指定 1[V]

外部境界条件※

電気

開放境界

 

 

※外部境界条件は[モデル]タブの
 


 

[外部境界条件] をクリックして設定できます。

 

解析結果

導体の抵抗および容量は、[解析結果]タブの、

 

 

 [テーブル] で表示できます。

 

導体の抵抗の解析結果としては、以下のように出力されます。

 

 

容量の解析結果としては、以下のように出力されます。

 

 

電流密度ベクトルの解析結果を示します。

 

電界ベクトルの解析結果を示します。

 

 

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