例題1

静電力による変位量の解析

本例題について

  • 両面に電極が形成され電位差が印加されているコンデンサにおいて
    電極間の静電力によって発生する変位を解析した例を示します。

  • 変形の状態や変位分布、応力分布を解析結果として見ることができます。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

 

解析条件

連成解析の設定は静電力を考慮するを選択します。

項目

条件

ソルバ

電場解析[Coulomb]
応力解析[Galileo]

解析の種類

静解析

連成解析の設定

静電力を考慮する

解析オプション

なし

 

空気領域は不要ですので、自動作成をOFFに設定しています。

タブ設定

設定項目

条件

メッシュタブ

空気領域自動作成

空気領域を自動作成する:OFF

モデル図

ボディ属性および材料の設定

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

0/Solid

PLATE

001_アルミナ※

※材料データベースを利用

境界条件

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

E2/Face

電気

電気壁

電位指定: 1000[V]

E1/Face

電気

電気壁

電位指定: 0[V]

 

解析結果

電場解析の結果として電位の解析結果を等高面コンター図で示します。

 

電極が受ける静電力による変位の解析結果をベクトル図で示します。

静電力によって電極間に引き合う力が働き、PLATEの形状としては外側につぶされて広がる方向の変位が発生

することが分かります。ただし、絶対値としては極めて微小量であることも分かります。

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