例題3

ストリップラインの発熱解析(過渡解析のリスタート)

本例題について

  • 例題2の過渡解析のタブ設定を変更して過渡解析のリスタートを行います。

  • ストリップライン上の電流分布や発熱後の温度分布を解析結果として見ることができます。

  • 変更する条件以外は例題2と同様の条件です。

解析条件

例題2の解析が終了したあとに、過渡解析のタブ設定を以下のように変更し、解析を開始します。

解析モデル、ボディ属性、材料定数、境界条件の変更は行いません。

タブ設定

設定項目

条件

過渡解析

時間ステップ

指定

リスタート

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時間ステップ

1.0-2[Sec]

ステップ数

10

解析結果

以下に最終状態である経過時間t=0.110[Sec]での温度分布を示します。

例題2の経過時間t=0.010[Sec]での温度に比較して若干温度が上昇している様子がわかります。

 

次にストリップライン上の点(上図の矢印で示す点)の温度を横軸を経過時間としてグラフを以下に示します。

 

 

時間が10[ms]までの結果が例題2による結果であり、

時間が10[ms]以降の結果が過渡応答のリスタートによって得られた結果です。

 

 

 

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