例題4

重力による荷重を受ける梁

本例題について

  • 片方固定の直方体形状の梁が重力による荷重によって変形する様子を応力解析した例を示します。

  • 梁の変位分布や応力分布を解析結果として見ることができます。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

m

 

解析条件

加速度を考慮する必要があるので加速度オプションをチェックします。

項目

条件

ソルバ

応力解析[Galileo]

解析の種類

静解析

解析オプション

加速度をチェック

 

加速度タブを以下のように設定しています。

タブ設定

設定項目

条件

加速度

加速度

X=Y=0.0、Z=-9.8[m/s2]

モデル図

長方形のソリッドボディを作成し材料としてポリカーボネートを設定して梁部分を定義しています。

機械的な境界条件として梁の固定される面に変位固定条件を設定しています。
加速度による荷重は解析条件の加速度タブにて設定することで考慮されますので、

モデル上で境界条件を適用する必要はありません。

 

ボディ属性および材料の設定

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

0/Solid

BEAM

002_ポリカ-ボネート(PC)※

※材料データベースを利用

境界条件

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

FIX/Face

機械

変位

XYZ全成分のチェックボックスをオン

UX=0, UY=0, UZ=0

解析結果

変位図を示します。コンター図はZ変位を示してます。

梁の先端へいくほどZ軸マイナス方向への変位が大きくなっている様子が分かります。先端部で約49ミクロンのZ変位が発生
していることが分かります。

 

応力ベクトル図を示します。

梁の固定部の上半分には引張応力、下半分には圧縮応力が発生していることが分かります。

 

テーブルの結果表示では以下のように外力/反力が出力されます。

 

 

境界条件FIX上においてはトータル117.6[N]のZ軸プラス方向の反力が発生していることが分かります。

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