
CAEソフト【 Femtet 】-ムラタソフトウェア株式会社
熱流体解析の例題13の解析結果をインポートすることでチューブに加わる熱応力の解析を行います。
チューブ内を流れる熱流体の温度分布からチューブの変形形状や応力を解析することができます。
表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。
流体の解析結果をインポートするために結果インポートタブでインポートの種類を到達温度、インポートするモデルとしてFluid、インポートするモードとして自動を設定します。
インポートするモードとして自動を設定することで熱流体解析における定常解析の結果をインポートします。
項目 |
条件 |
ソルバ |
応力解析[Galileo] |
解析空間 |
3次元 |
解析の種類 |
静解析 |
単位 |
mm |
解析オプション |
熱荷重をチェック
大変位をチェック |
結果インポート※ |
インポートの種類 到達温度
結果の指定方法 解析モデル指定 Fluid
モード指定 自動 |
※応力解析のモデルを実行するためには流体解析用のモデル(Fluid)を予め解析実行して結果を保存しておく必要があります。
応力解析ではチューブに加わる熱応力とそれによる変形をみるために、流体解析用のモデルからチューブ以外のボディを削除しています。
ボディ No./ボディタイプ |
ボディ属性名 |
材料名 |
48/Solid |
Tube |
104_ステンレス鋼※ |
※材料データベースを利用
境界条件名/トポロジ |
タブ |
境界条件の種類 |
条件 |
Fix/Face |
機械 |
変位 |
XYZ全成分のチェックボックスをオン UX=0, UY=0, UZ=0 |
熱応力による変形図と応力のコンター図を示します。チューブの根本付近で最も大きい応力がかかっていることが確認できます。
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