例題1

音叉の振動による音波解析

本例題について

  • 応力調和解析例題15の構造変位による音波解析を示します。
     

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。
     

解析条件

項目

条件

ソルバ

応力解析[Galileo]

音波解析[Mach]

解析空間

3次元

解析の種類

調和解析

単位

mm

解析オプション

 

 

タブ設定

設定項目

条件

調和解析

周波数

最小:500[Hz]

最大:2000[Hz]

間隔

等間隔: 分割数15

 

モデル図

強制振動を加える面にその振動振幅を変位境界条件として設定しています。

振動を加える面は音叉の根元の円形底面としています。

音叉の外側に空気を設定しています。

 

ボディ属性および材料の設定

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

8/Solid

RESONANT

001_アルミニウムAl※

10/Solid

空気

空気

※材料データベースを利用

境界条件

調和解析の場合、強制振動の振幅を変位境界条件で設定します。

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

VIBE/Face

機械

変位

Y成分のチェックボックスをオン

UY=1×10-5[m]

外部境界条件

音波

解放境界

 

この条件の場合、音叉の根元の面を面に垂直方向に10マイクロメートルの振幅で振動を加えることを意味します。

 

解析結果

2000Hz時の音圧の結果を断面図で示します。

 

音叉の振動により音波が駆動されていることが分かります。 

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