例題6

コイル電磁石の作る磁場

本例題について

  • ループコイルと磁性体コアによって構成された電磁石が作る磁場の解析例を示します。

  • 電流密度や磁界ベクトルや磁束密度ベクトルを解析結果として見ることができます。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

 

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

 

 

解析条件

項目

条件

ソルバ

磁場解析[Gauss]

解析の種類

静解析

解析オプション

なし

モデル図

筒形状のループコイル(coil)と円柱の磁性体コア(core)のボディを配置しています。

 

ボディ属性および材料の設定

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

0/Solid

core

core

1/Solid

coil

008_銅Cu※

※材料データベースを利用

 

材料定数は以下のように設定しています。

材料名

タブ

定数

core

透磁率

比透磁率: 5×103

 

ループコイルに電流を流すため、ボディ属性は以下のように設定しています。

ボディ属性名

タブ

設定

coil

電流

波形:一定

電流値: 1[A]

巻数: 100[Turn]

方向:ループコイル/磁場方向指定

磁場方向ベクトル:X=0、Y=0、Z=1

境界条件

設定なし

解析結果

ループコイルを流れる電流密度ベクトルを示します。

 

磁界ベクトルの解析結果を示します。

 

磁束密度ベクトルの解析結果を示します。

まずはFemtetを試してみたい

試用版はこちら

もっとFemtetについて詳しく知りたい

イベント・セミナー情報はこちら