例題17 MSLフィルタ導波路(1/2モデル)

本例題について

  • 誘電体基板上に形成した回路の周波数特性を解析した事例を示します。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

  • 「計算時間の短縮方法」

 

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

 

解析条件

項目

条件

ソルバ

電磁波解析[Hertz]

解析の種類

調和解析

解析オプション

面(辺)電極の厚みの影響を無視するをチェック※

特性インピーダンスの補正係数: 0.5※

※本オプションは初期設定条件ですでにチェックが入っています。本例題では面電極は

 ありませんので、チェックがなくても結果には影響しません。

 

磁気壁を対称面とする1/2モデルの場合、特性インピーダンスの補正係数は

0.5にしてください。電気壁を対称面とする1/2モデルでは補正係数を2にして

ください。

 

調和解析および開放境界の設定を以下のように行っています。

タブ設定

設定項目

条件

メッシュ

要素の種類

2次要素

マルチグリッド/アダプティブ法

アダプティブメッシュを使用するをチェック

周波数依存メッシュの設定

参照周波数:1×109[Hz]

表皮厚みより厚い導体ボディ境界条件とするをチェック

調和解析

周波数

最小 1×109[Hz]

最大 20×109[Hz]

間隔

等間隔をチェック

分割数: 100

スイープの設定

高速スイープを選択

許容誤差: 1×10-2

入力

1.0[W]

開放境界

種類

吸収境界

吸収境界の次元

1次

モデル図

対称性を利用して、半分だけを解析しました。基板(SUB)の表面にシートボディで電極パターン(METAL)を

構成し、それを覆うように空気部(AIR)を定義しています。空気部の周りには電気壁 (E)を設定しています。

しかし対称面には、境界条件を設定しません。これは対称面にたいして磁界が垂直に入るので、磁気壁 の

境界条件が設定されている必要があるからです。

 

 

 

ボディ属性および材料定数の設定

Body属性として、電極(METALボディ)の厚みを入力することができますが、電極の厚みは解析に影響を与えません。
(関連情報:解析条件、電磁波解析タブ、面(辺)電極の厚みの影響を無視する)

 

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

0/Solid

SUB

001_アルミナ

10/Sheet

METAL

008_銅Cu

11/Solid

AIR

000_空気※

※材料データベースを利用

境界条件

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

SYM_MW/Face

対称/不連続

対称面

磁気壁

INTEG/Edge

電気

積分路

 

PORT1/Face

電気

入出力ポート

基準インピーダンス:
 指定する をチェック

 50Ω  を入力

PORT2/Face

電気

入出力ポート

基準インピーダンス:
 指定する をチェック

 50Ω  を入力

SYM_MWは”対称/不連続”タブで、対称面、磁気壁を付けていますが、その動作は電気タブの磁気壁境界条件を設定した時と同じです。。

 ただし”対称/不連続”タブを選択いただくことで、全体モデルでの結果表示が可能となります

解析結果

解析によって得られた、MSLフィルタのSパラメータの周波数特性を示します。

 

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