
CAEソフト【 Femtet 】-ムラタソフトウェア株式会社
指向性の計算方法を使って結果フィールド表示を行います。
表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。
項目 |
条件 |
解析空間 |
3次元 |
モデル単位 |
mm |
項目 |
条件 |
ソルバー |
音波解析[Mach] |
解析の種類 |
調和解析 |
解析オプション |
選択なし |
タブ設定 |
設定項目 |
条件 |
調和解析 |
周波数 |
最小:5[KHz] 最大:5[KHz] |
空気中にあるスピーカーの音が伝わっていく様子を,1m先まで観察することを目的としています。
球状の空気領域の内部に、スピーカの領域を作成し、空気をくり抜いてつくりました。したがって、スピーカのボディは存在しません。駆動部分は圧力1[Pa]で指定しています。球状の空気領域の周囲には開放境界条件を設定していますが、図では内部を見やすくするため、境界条件を外した図を示しています。指向性領域は、2枚のシートボディで作っています。
ボディ No./ボディ タイプ |
ボディ属性名 |
材料名 |
2/Solid |
空気 |
000_空気※ |
5/Solid |
空気 |
000_空気※ |
6/Solid |
空気 |
000_空気※ |
9/Sheet |
OUTSIDE |
000_空気※ |
10/Sheet |
OUTSIDE |
000_空気※ |
※材料データベースを利用
ボディ属性名 |
解析領域 |
OUTSIDE |
”指向性の計算方法を使う”にチェック |
”指向性の計算方法を使う”にチェックされたボディは、指向性計算をする領域として認識されます。このボディに材料”000_空気”を指定していますが、この材料は計算に使われません。開放境界を設定したボディの材料が、その外側に広がっているという条件で解析が行われます。
境界条件名/Topology |
タブ |
境界条件の種類 |
条件 |
F/Face |
音波 |
圧力 |
1[Pa] |
Open/Face |
音波 |
開放境界 |
|
指向性領域のコンター図も書くことができました。
指向性領域を使うことで、広い空間の音圧分布を見ることが、比較的容易に実現できます。
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