例題5

加速度

本例題について

  • 短冊形状の金属板と圧電体から構成された素子が加速度によって変形した状態を解析します。

  • 圧電体上面の浮き電極に発生する電位や圧電素子の変位量を解析結果として示します。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

 

解析条件

項目

条件

ソルバ

圧電解析[Rayleigh]

解析の種類

静解析

解析オプション

加速度をチェック

 

加速度タブを以下のように設定しています。

タブ設定

設定項目

条件

加速度

加速度

X=Y=0.0、Z=-9.8[m/s2]

加速度がZ軸-方向にかかっていることを想定しています。

モデル図

短冊形状の圧電体と金属が重なった構成となっています。圧電体の上面に浮き電極(hot)

、下面に電位0Vの電気壁を設定しています。片端は機械的に固定されています。

ボディ属性および材料の設定

ボディ No./ボディタイプ

ボディ属性名

材料名

0/Solid

piezo

000_P-4※

1/Solid

metal

001_アルミニウムAl※

※材料データベースを利用

境界条件

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

fix/Face

機械

変位

UX,UY,UZ全てチェック

UX=0, UY=0, UZ=0

earth/Face

電気

電気壁

電位指定:電位 0[V]

hot/Face

電気

電気壁

浮き電極

解析結果

浮き電極の電位の解析結果は、[解析結果]タブの、

 

 

 [テーブル] で表示できます。

 

   

素子の変位図の解析結果を示します。カラーコンタは変位の大きさを示しております。

 

 

まずはFemtetを試してみたい

試用版はこちら

もっとFemtetについて詳しく知りたい

イベント・セミナー情報はこちら