
CAEソフト【 Femtet 】-ムラタソフトウェア株式会社
熱応力によってひずみを受け、そのひずみ量に応じて浮き電極へ電圧を出力する温度センサーを解析した例を示します。
温度センサーの変形および浮き電極の上の発生電位を解析結果として示します。
表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。
項目 |
条件 |
解析空間 |
3次元 |
モデル単位 |
mm |
熱応力を発生させるため、熱荷重オプションを選択しています。
項目 |
条件 |
ソルバ |
圧電解析[Rayleigh] |
解析空間 |
3次元 |
解析オプション |
熱荷重 (到達温度100度、基準温度25度) |
アルミニウム板(metal)の上面に圧電体板(piezo)を重ね、圧電体板の下面および上面にそれぞれ
電位0Vの電極と浮き電極の境界条件を設定しています。
ボディ No./ボディ タイプ |
ボディ属性名 |
材料名 |
0/Solid |
metal |
001_アルミニウムAl※ |
1/Solid |
piezo |
000_P-4※ |
※材料データベースを利用
境界条件名/トポロジ |
タブ |
境界条件の種類 |
条件 |
earth/Face |
電気 |
電気壁 |
電位指定: 電位 0[V] |
out/Face |
電気 |
電気壁 |
浮き電極 |
以下に変位図を示します。
アルミニウムと圧電体の線膨張係数の差によって熱荷重による変形が発生していることが分かります。
浮き電極に発生する電位は、[解析結果]タブの、
[テーブル] で表示できます。
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