例題7

熱応力

本例題について

  • 熱応力によってひずみを受け、そのひずみ量に応じて浮き電極へ電圧を出力する温度センサーを解析した例を示します。

  • 温度センサーの変形および浮き電極の上の発生電位を解析結果として示します。

  • 表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。

解析空間

項目

条件

解析空間

3次元

モデル単位

mm

 

解析条件

熱応力を発生させるため、熱荷重オプションを選択しています。

項目

条件

ソルバ

圧電解析[Rayleigh]

解析空間

3次元

解析オプション

熱荷重

(到達温度100度、基準温度25度)

モデル図

アルミニウム板(metal)の上面に圧電体板(piezo)を重ね、圧電体板の下面および上面にそれぞれ

電位0Vの電極と浮き電極の境界条件を設定しています。

ボディ属性および材料定数の設定

ボディ No./ボディ タイプ

ボディ属性名

材料名

0/Solid

metal

001_アルミニウムAl※

1/Solid

piezo

000_P-4※

※材料データベースを利用

境界条件

境界条件名/トポロジ

タブ

境界条件の種類

条件

earth/Face

電気

電気壁

電位指定: 

電位 0[V]

out/Face

電気

電気壁

浮き電極

解析結果

以下に変位図を示します。

アルミニウムと圧電体の線膨張係数の差によって熱荷重による変形が発生していることが分かります。

 

浮き電極に発生する電位は、[解析結果]タブの、

 

 

 [テーブル] で表示できます。

 

 

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