
CAEソフト【 Femtet 】-ムラタソフトウェア株式会社
例題2のプロジェクトで、空気による抵抗を考慮する為、音響インピーダンスを周囲に設定しました。
ここでは音響インピーダンスの効果を確認します。
項目 |
条件 |
解析空間 |
3次元 |
モデル単位 |
mm |
項目 |
条件 |
ソルバ |
圧電解析[Rayleigh] |
解析の種類 |
調和解析 |
解析オプション |
選択なし |
調和解析タブにおいて周波数、間隔、スイープの設定を以下のように設定しています。
タブ設定 |
設定項目 |
条件 |
調和解析 |
周波数 |
最小:5.6×103[Hz] 最大:5.7×103[Hz] |
間隔 |
等間隔をチェック 分割数:50 |
境界条件名/トポロジ |
タブ |
境界条件の種類 |
条件 |
外部境界条件 |
機械 |
音響インピーダンス |
409.7[Pa・s/m] |
earth/Face |
電気 |
電気壁 |
電位指定: 電位 0[V] |
hot/Face |
電気 |
電気壁 |
電位指定: 電位 1[V] |
hot/Face |
機械 |
音響インピーダンス |
409.7[Pa・s/m] |
モデルの周囲全てに音響インピーダンスを設定する為、外部境界条件と、hotの境界条件に
音響インピーダンスを指定しています。 409.7[Ns/m3]の値は、空気の音響インピーダンスを想定
して設定したものです。
音響インピーダンスを、0[Ns/m3],100[Ns/m3],409.7[Ns/m3]と3通りについて解析を実行し、得られたインピーダンス
を比較しました。音響インピーダンスが大きくなるに従って、共振点でのインピーダンスの変化がなだらかになって行く事がわ
かります。
上図は、インピーダンスの周波数特性を示したものです。右側の図は、左側の図を拡大表示です。
なお、上のグラフ中にある、データ系列毎の説明(例:青線 0[Ns/m3]) はグラフソフトで書いたものではありません。
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