
CAEソフト【 Femtet 】-ムラタソフトウェア株式会社
外付け抵抗を付けて、その電圧の解析例を示します。
分極の方向を変えます
表に記載されていない条件は初期設定の条件を使用します。
項目 |
条件 |
解析空間 |
3次元 |
モデル単位 |
mm |
解析の種類は調和解析としています。
項目 |
条件 |
ソルバ |
圧電解析[Rayleigh] |
解析の種類 |
調和解析 |
解析オプション |
選択なし |
調和解析タブにおいて周波数、間隔、スイープの設定を以下のように設定しています。
タブ設定 |
設定項目 |
条件 |
調和解析 |
周波数 |
最小: 200×103[Hz] 最大: 230×103[Hz] |
間隔 |
分割数:120 |
圧電体vol1は分極方向をz軸方向、圧電体vol2は分極方向をx軸方向とし、圧電体vol1の上下面に設定
した電極に電位差を与え、圧電体vol2の先端の電極から電圧変換された電位を取り出す構造となっています。
ボディ No./ボディ タイプ |
ボディ属性名 |
材料名 |
0/Solid |
vol1 |
000_P-4※ |
1/Solid |
vol2 |
000_P-4※ |
※材料データベースを利用
圧電体vol1とvol2の分極方向をそれぞれZ軸方向とX軸方向に設定するため、
ボディ属性の方向を以下のように定義します。
ボディ属性名 |
方向 |
vol1 |
指定方法:ベクトル ベクトル:X=0.0、Y=0.0、Z=1.0 |
vol2 |
指定方法:ベクトル ベクトル:X=1.0、Y=0.0、Z=0.0 |
境界条件名/トポロジ |
タブ |
境界条件の種類 |
条件 |
earth/Face |
電気 |
電気壁 |
電位指定:電位 0[V] |
in/Face |
電気 |
電気壁 |
電位指定:電位 1[V] |
out/Face |
電気 |
電気壁 |
浮き電極 グランドとの間に抵抗を挿入するにチェック 抵抗値を1,5,10[MΩ]の3ケース
|
浮き電極の電圧の周波数特性を以下に示します。
抵抗値を小さくすると電圧がなまってくるのがわかります。
まずはFemtetを試してみたい
試用版・無償版はこちらもっとFemtetについて詳しく知りたい
イベント・セミナー情報はこちら